闘ふ〓外、最後の絶叫

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闘ふ〓外、最後の絶叫

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  • サイズ 46判/ページ数 296p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861828614
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

出版社内容情報

あまりにも意表を突く、ユニークすぎる遺言から作家の実像に迫る!
森鴎外、生誕160年、没後100年。

鴎外文学の研究書や評伝は星の数ほどある。しかし、一人の人間の中にある、軍医と作家の相克が、挫折、怨念へとつながっていったことを究明するものはほとんどない。本書は、その遺言と最後の言葉から、葛藤に満ち満ちたその「自我」の本音と弱音、そしてなりよりも人間・鴎外としての実像に迫る、田舎小藩の御典医の家で育った著者だからこそ書けた稀有な試み。

内容説明

生誕160年、没後100年。〓外文学の研究書や評伝は星の数ほどある。しかし、一人の人間の中にある、軍医と作家の相克が、挫折、怨念へとつながっていったことを究明するものはほとんどない。本書は、その遺言と最後の言葉から、葛藤に満ち満ちたその「自我」の本音と弱音、そしてなによりも人間・〓外としての実像に迫る、田舎小藩の御典医の家で育った著者だからこそ書けた稀有な試み。

目次

プロローグ 三鷹・禅林寺
第1章 津和野の神童から東京の天才へ
第2章 ドイツ留学
第3章 帰国
第4章 天下の不機嫌男、周囲に八つ当たりす
第5章 脚気大論争…森林太郎を捻じ伏せた巨人・高木兼寛とは
第6章 日清戦争・台湾征討と小倉左遷
第7章 懲りない陸軍軍医部、また日露戦争で失敗す
第8章 欲張り〓外、医務局長と文豪の両立に悪戦苦闘す
第9章 晩年における文芸と医学の総括
第10章 最後の執筆・史伝小説
エピローグ 津和野残照

著者等紹介

西村正[ニシムラタダシ]
昭和23年生まれ。奈良医大卒業後、大阪大学大学院医学研究科修了。同大学医学部第一外科入局。現在、医院を経営する傍ら文筆家としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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trazom

89
著者は尼崎の開業医。学者や文豪が婉曲に表現する鴎外像が、直接的で大胆な本音で描かれて頗る面白い。母、妹、志げの評価にも全く遠慮がない。本書は「余ハ石見人森林太郎トシテ死セント欲ス」という遺言への違和感から発している。山内昌之先生も「男爵になれなかった無念さ、どこか物欲しげな匂いもつきまとう」遺書だと書いておられたが、これを、崇高な境地ではなく「何らかの怨念のマグマが死の床に噴出した」とする感性に共感する。著者は、この怨念の在処を、軍や家庭における鴎外の人間関係を掘り下げることで明らかにしようと試みる。2021/09/27

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