「象徴」のいる国で

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  • サイズ 46判/ページ数 424p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861828317
  • NDC分類 210.76
  • Cコード C0036

出版社内容情報

昭和・平成・令和──三代を経て「象徴天皇制」の意味が改めて問われている現在、戦後昭和・平成の時代を「二重性」というキーワードで、天皇制、美空ひばり、ザ・ピーナッツ、大阪万博、『深夜特急』、ユーミン……といったさまざまな局面から読み解く、画期的な現代史!

 本書は主に戦後昭和と平成の歴史を扱っている。複数の分野を渉り歩きながら、戦後史の移り行きを観察し、一貫しつつ変容する〈社会意識〉を追跡しようと試みた。
 もちろんこの時代を一望に収めることなどできはしないが、始端に裕仁天皇を置き、終端に明仁天皇を置いた上で、「二重性」の視点から、いくつかの社会事象を捉え直していくのは面白そうな気がした。一つの事態や事件を、二つのもの、二つのことの関係として見ていくことで、これまでとは別の視界が開けるかもしれないと考えたのである。
――本書「はじめに」より

内容説明

昭和・平成・令和―三代を経て「象徴天皇制」の意味が改めて問われている現在、戦後昭和・平成の時代を「二重性」というキーワードで、天皇制、美空ひばり、ザ・ピーナッツ、大阪万博、『深夜特急』、ユーミン…といったさまざまな局面から読み解く、画期的な現代史!

目次

第1章 昭和天皇とダブルファンタジー
第2章 孤児と貴種物語
第3章 鏡を割ってよ!ピーナッツ
第4章 未来幻想の夏
第5章 旅人たちの感情史
第6章 「象徴」のカップル

著者等紹介

菊地史彦[キクチフミヒコ]
株式会社ケイズワーク代表取締役。東京経済大学コミュニケーション研究科非常勤講師。1952年、東京生まれ。76年、慶應義塾大学文学部卒。同年筑摩書房入社。89年、同社を退社。編集工学研究所などを経て、99年、企業の組織・コミュニケーション課題のコンサルティングを行うケイズワークを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Go Extreme

2
昭和天皇とダブルファンタジー:複製・拡散された天皇像 エンペラーとジェネラル 昭和天皇はどこか来たか 昭和天皇のミッション 孤児と貴種物語:孤児の国から来たひばり 孤児の時代と貴種の気配 貴種物語の役割が終わる頃 鏡を割ってよピーナッツ:コーラスブームから なぜ人々はピーナッツに惹かれたか ダブルのモンスター ホームソングの誕生 ピークへ向かって 長い下りの斜路 未来幻想の夏:万博小僧たちの記憶 高揚と熱狂の日々 大量集客の仕掛け人たち 世界と未来の魅力 旅人たちの感情氏 象徴のカップル2021/02/11

石光 真

1
「天皇とは実は我々のことなのかもしれない」に同意する。 昭和天皇の、御前会議での阿南、お前の気持ちは分かる。だが私には(ポツダム宣言を受諾して)国体を守る自信がある。 マッカーサー訪問での、東條にはだまされた。だが私には全責任がある。 私が昭和天皇でもそう言っただろう。今考えても唯一正しい、実に妥当な発言であると思う。 1975年の「言葉のあや」発言には19歳の私は怒って左傾化したのであるが、謝罪や退位を吉田に止められて当時に至った昭和天皇としては他に言いようがなかったと理解した。2023/03/09

tomo

1
とても厚い本だったけど、日本人にとってのいろんな「象徴」について書いた本。昭和天皇とマッカーサーから始まり、平成天皇、皇后で終わる。敗戦時の昭和天皇の行動、発言、なぜ全国行幸が始まり、私も幼稚園の時、町に昭和天皇が来て、見に行った。また大葬の礼もよく覚えてる。その他、美空ひばり、ザ・ピーナッツ、太陽の塔、丹下健三など興味深く最後まで読んだ。面白かった2022/10/09

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