ソ連軍“作戦術”―縦深会戦の追求

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ソ連軍“作戦術”―縦深会戦の追求

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  • サイズ A5判/ページ数 384p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784861828256
  • NDC分類 391.3
  • Cコード C0031

出版社内容情報

内戦で萌芽し、独ソ戦を勝利に導き、冷戦時、アメリカと伍した、最強のソフト。現代用兵思想の要、「作戦術」とは何か? ソ連の軍事思想研究、独ソ戦研究の第一人者が解説する名著、待望の初訳。

作戦術(Operational Art)とは?
ソ連は、第二次世界大戦前に、画期的な用兵概念である「作戦術(Operational Art)」を世界で初めて明確に定義し言語化することに成功。この作戦術は、独ソ戦においてソ連軍の勝利に貢献した。そしてアメリカ陸軍も、ベトナム戦争での敗北を機に、この「作戦術」の概念を自軍の軍事ドクトリンに導入。湾岸戦争で勝利を収める大きな原動力となった。
現在、世界の主要国の軍隊では、この「作戦術」という用兵概念はすでに常識となっている。

内容説明

内戦で萌芽し、独ソ戦を勝利に導き、冷戦時、アメリカと伍した、最強のソフト。現代用兵思想の要、「作戦術」とは何か?ソ連の軍事思想研究、独ソ戦研究の第一人者が解説する名著の初訳。原書全図収録・ソ連軍主要兵器の解説付。

目次

第1章 ソ連の戦争研究
第2章 作戦術の特質
第3章 作戦の枠組み
第4章 ソ連作戦術の形成期―一九一七~一九四一年
第5章 大祖国戦争と作戦術の成熟―一九四一~一九四五年
第6章 作戦術と軍事における革命
第7章 軍事における革命の改善
第8章 将来に関する見通し

著者等紹介

グランツ,デイヴィッド・M.[グランツ,デイヴィッドM.] [Glantz,Colonel David M.]
ヴァージニア軍事研究所およびノースカロライナ大学卒。ベトナム戦争に従軍。1993年、米陸軍を退役。最終階級は大佐。数多くのアメリカの軍事史雑誌の編集に携わるかたわら、米陸軍の各種学校で軍事史研究の講座を担当。著書には、第2次大戦の、特に独ソ戦に関するものが多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

にしの

6
東西冷戦期、アメリカの将軍によって創設から現在にいたるソ連軍のドクトリン分析が試みられ、教書とされた。それがどういう訳か21世紀のこの時期に刊行されるという怪異である。僕にはよくわからないが、軍事学では戦争が科学的に分析され、戦場は有機体で、軍団や師団その中の諸兵科が細胞のように動かされるものなんだなと漠然と読んだ。軍事学に実際に戦い、死んでしまったり生きて帰った兵士の顔はないのであまり釈然としない読後だ。イワン達の戦争は兵士の目を通じたドキュメンタリーで読みたいな。2021/06/25

てっき

4
購入して以来積んでしまっていた本。米軍におけるソ連研究の権威であるD.M.グランツによる名著を翻訳された大作であり、労農赤軍以来のソ連軍の戦略・作戦・戦術及びそれらに必要とされた戦力組成の変遷を歴史的経緯と思想の両面から分析したもの。特に、旧来注目されてこなかった作戦術の視点がふんだんに取り上げられており、この分析だけで本著が購入に値することは紛うことがない。ソ連または現代ロシア軍に通ずる戦い方について学ぶには最適な本である。もっとも、そのためには軍事的基礎知識が必須であることは付言しておく。2021/01/25

八八

3
デヴィット・M・グランツ大佐は独ソ戦に関する有名な著作『巨人が衝突する時』を執筆したソ連軍の専門家である。本著はソ連軍によって理論化され独ソ戦を勝利に導き、現在多くの軍隊において着目される”作戦術”に関して研究したもので、基礎的な研究として必ず参照されるものである。ロシア/ソ連は日露戦争の経験から戦争が決勝会戦によって決着しないことを学んだ。またWW1の経験から膠着した戦線の運動戦への復帰について考察した。そこから浮上した作戦術がソ連軍においてどのように完成され実践的な概念となったかについて本著は論じる。2020/11/22

マンシュタイン

2
確かに作戦術という概念を用語として確立したのはソ連軍かもしれないが、膠着した前線突破と後方の縦深への打撃の方法について延々と説明している。ロバート・M・エプステインによると、現代戦は1809年のナポレオンのフランスとオーストリアの戦いから始まっているとされている。日本海軍の真珠湾攻撃を見たら芸術といえるほどの作戦が行われており、作戦術という用語は使用していなくとも、作戦は行われていたと思う。2021/04/11

jntdsn13

1
旧ソ連軍の戦闘理論に関する体系的著作。(もちろんアメリカという敵対者からの視点なので、隣の芝生は青く見えるという性格はあるものの)「作戦術」とは言うものの戦略-作戦-戦術の各次元が精緻に組み合わされ、思想的な昇華まで至っており、それをまとめ上げた筆者の力量含め圧巻である。訳も基本いいのだが、梯隊の「梯」を「悌」と一貫して誤字しているのだけは謎で気が散った。2022/04/11

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