出版社内容情報
「経済人類学」の入門書、本邦初の初学者向けテキスト。
【本書の特徴】
・トピックごとに、その理論的なエッセンスを紹介していくというスタイルで記述。
・トピックに関連する重要なテキストを取り上げて、要点を3つに分けて解説。
・図表を多用し、視覚的な分かりやすさにも配慮。
経済人類学(economic anthropology)とは?
市場経済、自然環境と経済活動、農村や狩猟採集社会の在り方、さらに贈与交換といった非市場型の経済システムなど、人間の経済の全般をフィールドワークなどの人類学的な手法を用いて研究する学問である。特に、経済史家カール・ポラニーの問題意識から影響を受けて発展してきた。近年、地球環境問題に対する関心の高まりを背景に、持続可能な経済システムなどを考えるうえでも重要な分野として、再び世界的に注目を浴びている。
内容説明
経済人類学(economic anthropology)とは?市場経済、自然環境と経済活動、農村や狩猟採集社会の在り方、さらに贈与交換といった非市場型の経済システムなど、人間の経済の全般をフィールドワークなどの人類学的な手法を用いて研究する学問である。特に、経済史家カール・ポラニーの問題意識から影響を受けて発展してきた。近年、地球環境問題に対する関心の高まりを背景に、持続可能な経済システムなどを考えるうえでも重要な分野として、再び世界的に注目を浴びている。
目次
第1部 人間の経済(経済人類学の問い;エコノミーの概念;充足性の論理と希少性の論理;経済と社会;経済行為の合理性)
第2部 経済行為の基盤(文化の役割;自然環境への適応;互酬の連関;分業と協業;モノの時空)
第3部 経済行為の再編成(市場志向の拡大;アノミーと欠乏;消費の格差;表象の過剰と情報の縮減)
著者等紹介
鈴木康治[スズキコウジ]
博士(学術)早稲田大学。早稲田大学社会科学総合学術院助教。慶應義塾大学経済学部非常勤講師などを経て、第一工業大学工学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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