経済人類学入門―理論的基礎

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経済人類学入門―理論的基礎

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  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861828195
  • NDC分類 331
  • Cコード C1033

出版社内容情報

「経済人類学」の入門書、本邦初の初学者向けテキスト。

【本書の特徴】
・トピックごとに、その理論的なエッセンスを紹介していくというスタイルで記述。
・トピックに関連する重要なテキストを取り上げて、要点を3つに分けて解説。
・図表を多用し、視覚的な分かりやすさにも配慮。

経済人類学(economic anthropology)とは?
市場経済、自然環境と経済活動、農村や狩猟採集社会の在り方、さらに贈与交換といった非市場型の経済システムなど、人間の経済の全般をフィールドワークなどの人類学的な手法を用いて研究する学問である。特に、経済史家カール・ポラニーの問題意識から影響を受けて発展してきた。近年、地球環境問題に対する関心の高まりを背景に、持続可能な経済システムなどを考えるうえでも重要な分野として、再び世界的に注目を浴びている。

内容説明

経済人類学(economic anthropology)とは?市場経済、自然環境と経済活動、農村や狩猟採集社会の在り方、さらに贈与交換といった非市場型の経済システムなど、人間の経済の全般をフィールドワークなどの人類学的な手法を用いて研究する学問である。特に、経済史家カール・ポラニーの問題意識から影響を受けて発展してきた。近年、地球環境問題に対する関心の高まりを背景に、持続可能な経済システムなどを考えるうえでも重要な分野として、再び世界的に注目を浴びている。

目次

第1部 人間の経済(経済人類学の問い;エコノミーの概念;充足性の論理と希少性の論理;経済と社会;経済行為の合理性)
第2部 経済行為の基盤(文化の役割;自然環境への適応;互酬の連関;分業と協業;モノの時空)
第3部 経済行為の再編成(市場志向の拡大;アノミーと欠乏;消費の格差;表象の過剰と情報の縮減)

著者等紹介

鈴木康治[スズキコウジ]
博士(学術)早稲田大学。早稲田大学社会科学総合学術院助教。慶應義塾大学経済学部非常勤講師などを経て、第一工業大学工学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

35
著者の講義テキストみたいな気もする。よくまとまっているのは感心。◆家政としてのエコノミー で、エコノミーの原義は家政、というのはラスキン『芸術経済論』岩波文庫 で既に知っていた。オイコノミア。管理するというノモス。ネモーは管理する。エコノミーは家の管理(40頁)。ソクラテスとクリトブロスは火星とは家の管理の技術と同意した(41頁)。ポラニーも懐かしい。埋め込み。2021/09/01

masabi

7
【概要】経済人類学の理論を道具性・成就性・希少性・充足性の四象限で俯瞰する。【感想】経済人類学とは人間とは何か、経済とは何かを探究する学問と規定し、学問の展開を概観する。人類学や経済学のみならずウェーバーやブルデューが提唱した社会学上の知見も取り込む。2023/03/31

鴨長石

2
読書猿のおすすめで挙げられていたので読む。思ったより専門的で、なかなか読み進めるのが大変なところもあった。経済は人間の営みなので、その理論はまだ不完全で、抜け落ちたり実態と合っていない部分も多い。その意味で人類学的視点を取り入れていかないと実用的なものにはなり得ないのだろう。経済学の各理論を道具性⇔成就性と稀少性⇔充足性の2軸で考えていくというのがすんなりとは腑に落ちず、最後まで読んでもまだもやもやしたところがある。しかし本書は教科書的にまとめられているので、これからも傍らに置いて理解を深めていきたい。2023/03/15

Go Extreme

2
利己・進化・機能・象徴主義 楽園→堕落→進歩or停滞 人間探求:普遍性現実像・規範性理想像 人間的要素:動物性・神性・物質性・機械性 自然法学・商業実践知・政治算術 経済行為:複数性・重要性差異・希少性・代替可能性 経済社会的行為:手段・選択・競合・蓋然 形式と実体主義 経済の統合形態:互酬・再配分・交換 形式・実質合理性 参与観察と機能主義 アクターネットワーク理論 文化唯物論の理論図式 プロテスタンテイズムの職業倫理:勤労・蓄財・投資 自殺の3類型:自己本位・集団本位・アノミー 技術的複製とアウラ消滅2020/10/16

コミジ

0
基礎となる社会学、社会思想が幅広く、経済の観点から整理され、コンパクトにまとめられており、非常に読みやすかった。経済人類学の面白さ、興味深さを垣間見れた気がします。2023/04/25

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