佐藤信と「運動」の演劇―黒テントとともに歩んだ50年

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佐藤信と「運動」の演劇―黒テントとともに歩んだ50年

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  • サイズ 46判/ページ数 356p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861828058
  • NDC分類 772.1
  • Cコード C0071

内容説明

いかに演劇は世界を変革できるか。佐藤信と黒テントの「運動」の軌跡と現在。1970年、佐藤信と黒テントの旅が始まった…。佐藤は、仲間たちと「運動としての演劇」というテーゼを掲げ、演劇創作を広く社会に開いた「運動」として展開していく。それは、一体どのような活動だったのだろうか。黒テントという集団と共に、佐藤が手がけた舞台はどのように変化していったのだろうか。半世紀近く経った今、佐藤はどこを旅しているのだろうか…

目次

序文 あたらしい道に寄せて(佐藤信)
はじめに 旅の始まり
第1章 逃走からの闘争―一〇代の創作活動
第2章 定式からの脱却―アンダーグラウンド・シアター自由劇場と初期作品
第3章 都市空間の変容とアングラ演劇の旅
第4章 運動としての演劇―演劇センター68結成
第5章 昭和の終焉―喜劇昭和の世界三部作
第6章 たたかう民衆の演劇からアジア演劇へ
第7章 「わたくし」の公共性
第8章 波止場の劇場
あとがき 大いなる「問い」

著者等紹介

梅山いつき[ウメヤマイツキ]
近畿大学文芸学部芸術学科舞台芸術専攻准教授。東京学芸大学で、佐藤信に師事。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。同大で博士(文学)取得。著書に『アングラ演劇論』(作品社、AICT演劇評論賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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阿部

1
とても面白かった。 佐藤信さんが昭和の問題と作品においてどう対峙してきたか、作り方や場をどのように問題としてきたか、通史的にわかる。 まなざしを分析していくことで結果見えてくる大きな問い、例えば天皇制や、公共性、アジアということを浮き彫りにしている点もよかった。同時に注釈によって黒テントをめぐる言説のブックガイドとしての可能性もある。 現代の演劇と社会を問い直していく際にアングラに注目していく、その際の手がかりになる一冊だと思う。2020/05/31

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