トランスヒューマニズム―人間強化の欲望から不死の夢まで

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トランスヒューマニズム―人間強化の欲望から不死の夢まで

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  • サイズ B6判/ページ数 310p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861827211
  • NDC分類 501.8
  • Cコード C0040

出版社内容情報

シリコンバレーを席巻する「超人化」の思想
人体冷凍保存、サイボーグ化、脳とAIの融合……。
最先端テクノロジーで人間の限界を突破しようと目論む「超人間主義(トランスヒューマニズム)」。
ムーブメントの実態に迫る衝撃リポート!

システムクラッシュ
出会い 
訪問
ひとたび自然から出てしまえば
シンギュラリティについてひとこと
トーキン・ブルース――AIによる生存リスク
最初のロボットについてひとこと
ただのマシン
生物学とそれに不満を抱く人々
信仰
死を解いてください
永遠の命のキャンピングカー
終わりと始まりについてひとこと
謝辞/訳者あとがき/参考資料抄録/索引

マーク・オコネル[マークオコネル]
著・文・その他

松浦俊輔[マツウラシュンスケ]
翻訳

内容説明

シリコンバレーを席巻する「超人化」の思想。人体冷凍保存、サイボーグ化、脳とAIの融合…。最先端テクノロジーで人間の限界を突破しようと目論む「超人間主義」。ムーブメントの実態に迫る衝撃リポート!

目次

システムクラッシュ
出会い
訪問
ひとたび自然から出てしまえば
シンギュラリティについてひとこと
トーキン・ブルース―AIによる生存リスク
最初のロボットについてひとこと
ただのマシン
生物学とそれに不満を抱く人々
信仰
死を解いてください
永遠の命のキャンピングカー
終わりと始まりについてひとこと

著者等紹介

オコネル,マーク[オコネル,マーク] [O’Connell,Mark]
ジャーナリスト、エッセイスト、文芸批評家。『スレート』紙で書評を書き、『ミリオンズ』誌の記者を務め、『ニューヨーカー』誌のブログ「ページターナー」に定期寄稿している。ダブリン在住

松浦俊輔[マツウラシュンスケ]
翻訳家。名古屋学芸大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ヘラジカ

52
現実的な議論の段階にあるエンハンスメントですらあまり身近なものとして考えてこなかったが、そのさらに先を行くトランスヒューマニズムなる思想がここまで進んでいるとは思いもよらなかった。具体的な技術(冷凍保存・マインドアップローディング・全脳エミュレーション…)以外にもビジネスや宗教、政治にまで踏み込んでいて大変面白い。流石はアメリカ。つい最近でも傑作SF小説『われらはレギオン』でこの「考え」には触れていたので興味深いテーマだった。デリーロの『ホワイト・ノイズ』引用を冒頭に持ってくる辺りは素晴らしいセンス。2018/12/11

魚京童!

24
好むと好まざると関係なく、OKグーグルっていってる世界に未来はこうなる。でももう私はグーグルなしでは生きられない。だから腹をくくってアップデートするよ。グーグルのサーバに。これからは結婚の必要がないよね。生殖だっていらない。だって私は永遠に機械の中で生きるのだから。生殖や結婚は生物として自分の残す方法でしょうがない選択枝っていうのはあるんだけど、自分が生き物ではないと認識して認識する私だけを自分とするならばもはや不自由な生物としての身体はいらない。そんなもの捨ててやる。それってどうなのかな。私は私。本当に2019/03/02

まれむりん

7
遺体冷凍、マインドアップローディング、テクノシンギュラリティと延命療法、DIYサイボーグ、大統領選候補など、多様な「主義者」たちに会いに行くルポ本。 著者は文学畑の人間で、ルポも科学的に踏み込んだ記載はあまりなく、トランスヒューマニズム運動に身を投じる風変わりな人々の(かなり辛辣な)描写が多い。倫理学の理論的分析は全くないので注意。 テクノロジーの最先端の世界なはずなのに、死せる肉体から解放された無限の生命への憧れという、遥か古代から連綿と続いてきた普遍的欲望が繰り返されていることが明らかにされる。 2019/02/02

roughfractus02

5
アイルランドのライターである著者が欧米のトランスヒューマニスト達を取材した本書は、機械による人体改造、不死化、マインドアップローディングを求めるテクノユートピア思想を紹介するに留まらない。彼ら自身が精神や身体の制御の不可能性に絶望する等の個人的経験を持ち、そこから宇宙との融合を目指すようになったという動機に、ベイコンやデカルトら西洋思想に伏在する完全性への夢を見出し、その実現化の動力としてIT技術を捉える。著者は60年前の宇宙開発時代にハンナ・アーレントが危惧した「人間の条件」の改変の実現を現在に重ねる。2019/11/05

takao

2
フラジャイルな存在だからこそ、いいのではないか 2020/03/01

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