出版社内容情報
日本の食と文学への愛を凝縮した珠玉のエッセイ。料理挿絵(カラー)100点【日本食の文化史もよくわかる】
カツ丼:吉本ばなな『キッチン』/牛鍋:仮名垣魯文『安愚楽鍋』/すき焼き:田辺聖子『人情すきやき譚』/湯豆腐:久保田万太郎の名句/コロッケ:幸田文『流れる』/鯖の味噌煮:森鴎外『雁』/サワラ:村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』/ホヤ:三浦哲郎「火の中の細道」/鯛:谷崎潤一郎『細雪』/おむすび:石川淳『焼跡のイエス』/白玉:永井荷風『墨東奇譚』/冷奴:安岡章太郎『酒屋へ三里豆腐屋へ二里』/ビール:田山花袋『田舎教師』/鮨:志賀直哉『小僧の神様』/心太:泉鏡花『縷紅新草』/トンカツ:太宰治『グッド・バイ』/秋刀魚:佐藤春夫「秋刀魚の歌」/鰹節:宮尾登美子『櫂』/アイスクリーム:夏目漱石『こころ』/お好み焼き:高見順『如何なる星の下に』/きつねうどん:壺井栄『二十四の瞳』/天ぷら:中里恒子『時雨の記』/鳥鍋:川端康成『伊豆の踊子』/蛸しゃぶ:川上弘美『センセイの鞄』/そば:永井龍男「冬の日」/納豆:野村胡堂『食魔』/ごり汁:室生犀星『漁眠洞随筆』/根深汁:池波正太郎『剣客商売』/ラーメン:長谷川伸『ある市井の徒』…など100点100余作。
小山鉄郎[コヤマテツロウ]
著・文・その他
ハルノ宵子[ハルノヨイコ]
イラスト
内容説明
日本の食と文学への愛を凝縮した珠玉のエッセイ。各地方紙連載の「文学を食べる」改訂版。料理挿絵(カラー)100点。日本食の文化史もよくわかる。
目次
カツ丼―吉本ばなな『キッチン』
牛鍋―仮名垣魯文『安愚楽鍋』
すき焼き―田辺聖子「人情すきやき譚」
湯豆腐―久保田万太郎の名句
コロッケ―幸田文『流れる』
カレーライス―安西水丸「カレーライスの話」
ジャガイモ―国木田独歩『牛肉と馬鈴薯』
肉じゃが―柏井壽『鴨川食堂』
鯖の味噌煮―森鴎外『雁』
サワラ―村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』〔ほか〕
著者等紹介
小山鉄郎[コヤマテツロウ]
1949年、群馬県生まれ。一橋大学経済学部卒。共同通信社編集委員・論説委員。日本記者クラブ賞受賞
ハルノ宵子[ハルノヨイコ]
1957年、東京生まれ。漫画家。詩人・評論家=吉本隆明の長女。妹は小説家の吉本ばなな(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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