出版社内容情報
佐高信[サタカマコト]
内容説明
人物が世代をつくり世代が歴史をつくる。生まれ年を見てみると意外な人物が“同い年”だったりする。7つの世代、102人の著名人を取り上げ、著者の幅広い交流と味わい深い人間的考察から、激動の昭和という時代をつくった人物と世代が織りなす物語を描く。
目次
1 戦後を創った第一世代―大正13年(1924)生まれ
2 天皇と“同い年”世代―昭和8年(1933)生まれ
3 戦後を彩った人々―昭和12年(1937)生まれ
4 戦後世代の誕生―昭和20年(1945)生まれ
5 高度成長とサブカルチャー世代―昭和27年(1952)生まれ
6 豊かさと反乱の後に―昭和30年(1955)生まれ
7 「新人類」と呼ばれた新世代―昭和35年(1960)生まれ
著者等紹介
佐高信[サタカマコト]
1945年、山形県酒田市生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。高校教師、経済誌編集長を経て、評論家となる。「週刊金曜日」編集委員。憲法行脚の会呼びかけ人。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 評価
京都と医療と人権の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
matsu04
16
例えば竹下登、安倍晋太郎、力道山は大正13年生まれの同い年で、今上天皇、森村誠一、永六輔は昭和8年生まれ…などなど、著者ならではの人選と人物評で興味が尽きない。で、私と同い年の人間は残念ながら取り上げられていないものの、数歳違いの同年代はやはり気になるものだ。本筋とは関係ないけれど、「サルは木から落ちてもサルだが、議員は選挙に落ちればタダの人となる」、というのも面白い。2018/05/07
ドッケン
8
昭和の著名人がたくさん取り上げられていて、自分より少し前に生まれた方ばかりでしたが楽しく読めました。2023/02/16
shiaruvy
4
【2017.06.30 初版】 実家付近の本屋で購入。 同い年生まれでも学年がずれたりするからね~2017/08/08
荒川ながれ
3
2016/6/10 作品社 入院中に読む。世代と人物で語る昭和史。政治家が多いが芸能人も対象。1924年大正13年村山富市とジミー・カーターと竹下登が同い年。昭和8年1933年、平成天皇と菅原文太と黒柳徹子と永六輔が同い年。1955年昭和30年、郷ひろみとメルケルと安倍晋三が同い年。田中優子と菅義偉と翁長雄志が同時期に法政大学に通っていたこと。小渕恵三はパーティーで著者に反対する人も大切と握手してきたこと。世代を考える参考になる。2022/04/29
海戸 波斗
2
政治家だけにとどまってはいない。私の気になる、アグネスが…結論的には何もないマリコさまは甘ったれてるって上野千鶴子様も登場フェミニスト?もう理解不能だ。どうでもよくなった。香山リカさんとカツマー登場、私は、カツマーの悪口を陰でリカさんが言ってるって感じてたし、全面対決の際は弱いふりして嫌な奴だなって感じてたんだけど違うみたい。ふーむふーっむ。2017/07/25