灰緑色の戦史―ドイツ国防軍の興亡

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灰緑色の戦史―ドイツ国防軍の興亡

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  • サイズ B6判/ページ数 400p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861826290
  • NDC分類 392.34
  • Cコード C0020

出版社内容情報



大木毅[オオキタケシ]

内容説明

戦略の要諦。用兵の極意。作戦の成否。シュリーフェン計画、電撃戦から、最後の勝利「ゼーロフ高地の戦い」まで、その“勝利”と“失敗”の本質から学ぶ。独自の視点、最新の研究、ドイツ連邦軍事文書館などの第一次史料の渉猟からつむがれる「灰緑色」の軍隊、ドイツ国防軍の戦史。

目次

第1部 国防軍―その前史と誕生 第一次大戦‐1939年(軍事思想の相克;総統と国防軍)
第2部 巨大なる戦場へ―1940‐1944年(閃く稲妻―電撃戦の時代;ロシアのフォン・マンシュタイン)
第3部 鋼鉄軍の黄昏―1943‐1945年(ビヒモス陸に退く;狼たちの落日)

著者等紹介

大木毅[オオキタケシ]
1961年東京生まれ。立教大学大学院博士後期課程単位取得退学。DAAD(ドイツ学術交流会)奨学生としてボン大学に留学。千葉大学その他の非常勤講師、防衛省防衛研究所講師、国立昭和館運営専門委員等を経て、現在著述業。2016年より陸上自衛隊幹部学校講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

蜻蛉切

13
昨今の軍事史研究(とりわけ第二次大戦を中心とした)の成果を、素人にもわかり易く纏めてくれた好著である。 作品内でも強調されているが、ドイツにおける「国防軍神話」「ドイツ無敵神話」といった巷間に流布する言説を丁寧に再評価していく傾向は大変好ましい。 自分自身も中高生の時代にパウル・カレルの著書を繰り返し読んで知識を得たクチであるが、関連の本を読めば読むほど漠然とした疑問は持っていた。 そのいくつかは本書を読むことで少しは解消できたと思う。 本当に好著であった。2018/07/25

Tomo

7
欧米の戦史研究による新たな認識と、日本での従来通りのイメージの解離に驚きました。一次大戦や二次大戦も、知らないことの連続。名将と言われた人達のイメージも大分変わってきました。大変興味深い内容でした。2017/10/18

六点

6
ドイツ軍の戦史に関する論考を集めた論考集で、きっちり注を付けてあるのは良い。「歴史群像」誌の水準を押し上げてきた著者の力量がよく出ている。 が、パウル・カレル批判を見るに、「組立もの翻訳業」と皮肉られる日本の西洋史著述の弱点を浮き彫りにしている。一次資料に当たりにくいのだからしょうがないといえばしょうがないのであるけれども。2017/05/10

baron_yamaneko

5
わりと初出古め(1985年~)のWW1~WW2ドイツ戦史解説の再録本。マニア向け雑誌記事が多いこともあってか著者にしては緩めで楽しい読物的印象。WW1をちゃんと学んでる人には常識的かも知れませんが、シュリーフェン計画の実態の話と唯一書き下ろしのロスベルクが個人的に一番面白かった。 あと巻末註も誰某に頼まれた等の執筆経緯や再録に当たってのアップデート、この頃はパウル・カレル参照してましたの告白、つい載せたくなったであろう豆知識があるので愉快。2020/05/25

電羊齋

5
ドイツ軍事史研究さらには通俗書で流布した「ヒトラーが邪魔しなければ勝てた!」、「国防軍は正しかった!」という「国防軍神話」が否定されつつある現状を紹介。取り上げられた個々の人物・作戦・トピックについても近年の新たな研究が反映されている。そして歴史が意識的・無意識的に歪曲され、「神話」が発生する背景を考えさせられる好著でもある。2017/11/26

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