内容説明
海軍主計中尉との出会いから、その凄絶な自死まで。短歌と刀を愛した孤高の文人・村上一郎の悲運に寄り添い支え続けた妻、93歳の晩晴!
目次
1 東監の恋
2 敗戦
3 わかくさの妻
4 すずかけ小路
5 闘病
6 人形
7 六〇年安保闘争
8 「無名鬼」
9 三島事件
10 破れ蓮
11 自死
12 風に伝へむ
著者等紹介
山口弘子[ヤマグチヒロコ]
1946年、千葉県市川市生まれ。都立白鴎高等学校卒業。1998年、りとむ短歌会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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