出版社内容情報
岳真也[ガクシンヤ]
内容説明
波乱の実録!戦国時代末期。血みどろの策謀渦巻く奥三河の地に、おんな地頭として一族と領地領民を守り抜き、井伊の赤鬼と恐れられた宿縁の養嗣子=直政(虎松)を育て上げた次郎法師直虎。数奇な運命に彩られた幕臣筆頭井伊家中興の二人。
著者等紹介
岳真也[ガクシンヤ]
1947年、東京生まれ。慶應義塾大学経済学部卒、同大学院社会学研究科修了。66年、学生作家としてデビュー。現在、法政大学講師。日本文藝家協会理事、歴史時代作家クラブ代表幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hanagon44
13
直虎については,高殿円作『剣と紅』を先に読んだので,より淡泊に感じたが,余計な演出がない分わかりやすくサラサラと読めた。同じ人物をテーマにしたものを読み比べると,相互作用で面白みが増してくるので,他の作家の作品もさらに読んでみたくなった。2017/01/12
HaruNii
2
大河ドラマを見ている事もありますが、この1冊で直虎と直政二人の生涯を描くには内容が薄すぎでした。2019/07/21
潤
2
淡々と、史実に基づいた話しが繰り返される本のように思った。これといった、想像を掻き立てるような内容でもなかったので、途中で飽きてしまった。残念だった。2017/01/28
バリバリブーン
1
全体として盛り上がりも盛下がりもない内容。2017/07/14
KIMI
1
大河ドラマ『おんな城主直虎』の背景を知りたくて読みました。ザーックリ歴史の流れを知るならいいかな…。直虎さんの史料はあまりないようで、ほとんど直政さんの話です。大河ドラマは史料のないなかで、よくあれだけ脚本を広げたなぁと、違うところで感心しました。2017/08/28