出版社内容情報
作家の若き放浪時代から晩年までを通観し、その人と作品をつぶさに見つめて再評価をめざす、ロシアの気鋭文学者による長篇評伝!マクシーム・ゴーリキーとは何者だったのか。作家の若き放浪時代からカプリ島への亡命時代、ソレントへの逃亡時代、体制の囚われ人となった晩年までを通観し、その人と作品をつぶさに見つめて再評価をめざす、ロシアの気鋭文学者による長篇評伝!
ドミートリー・ブイコフ[ドミートリーブイコフ]
1967年モスクワ生まれ。両親はほどなく離婚し、幼児は母(ロシア語・文学教師)に養育された。モスクワ大学ジャーナリスト学部卒。1985年以来「サベセードニク(対話者)」紙同人、1991年以来ソビエト作家同盟員。パステルナークについての、独剏的・個性的な著作により2006年に「国民ベストセラー」賞、「偉大な書物」賞を授与された。1992年以来ラジオ、テレビに精力的に出演しており、政治・社会的活動では反プーチンの立場をとって、集会・デモ等に積極的に参加・発言している。
斎藤徹[サイトウトオル]
1934年東京生まれ。早稲田大学第一文学部露文科卒業。一橋大学社会学研究科修士課程修了。その後、ロシア文学を離れ、私立女子高校の教諭として定年まで勤務。退職後、ロシア文学に戻る。訳書に、コルネイ・チゥコーフスキー『チェーホフについて──人間、そして、巨匠』、チゥコーフスキー&コロレンコ『二つの白鳥の歌』、ヴラジーミル・ガラクチオーノヴィチ・コロレンコ『コロレンコ短編集』、同『わが同時代人の歴史』。
内容説明
マクシーム・ゴーリキーとは何者だったのか。作家の若き放浪時代からカプリ島への亡命時代、ソレントへの逃亡時代、体制の囚われ人となった晩年までを通観し、その人と作品をつぶさに見つめて再評価をめざす、ロシアの気鋭文学者による長篇評伝!
目次
第1部 放浪者
第2部 亡命者
第3部 逃亡者
第4部 囚われ人
著者等紹介
ブイコフ,ドミートリー・リヴォーヴィチ[ブイコフ,ドミートリーリヴォーヴィチ] [Bykov,Dmitry Lvovich]
1967年モスクワ生まれ。両親はほどなく離婚し、幼児は母(ロシア語・文学教師)に養育された。モスクワ大学ジャーナリスト学部卒。1985年以来「サベセードニク(対話者)」紙同人、1991年以来ソビエト作家同盟員。パステルナークについての、独創的・個性的な著作により2006年に「国民ベストセラー」賞、「偉大な書物」賞を授与された。1992年以来ラジオ、テレビに精力的に出演しており、政治・社会的活動では反プーチンの立場をとって、集会・デモ等に積極的に参加・発言している
斎藤徹[サイトウトオル]
1934年東京生まれ。早稲田大学第一文学部露文科卒業。一橋大学社会学研究科修士課程修了。その後、ロシア文学を離れ、私立女子高校の教諭として定年まで勤務。退職後、ロシア文学に戻る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。