内容説明
真田の嫡子でありながら家康の養女(本多忠勝の娘)を妻とし、眉目秀麗・六尺一寸の長身と十代からの卓抜な戦略により「信濃の獅子」「天下を飾る者」と徳川の歴代家中で尊敬を集めた好漢の異聞。
著者等紹介
岳真也[ガクシンヤ]
1947年、東京生まれ。慶応義塾大学経済学部卒、同大学院社会学研究科修了。66年、学生作家としてデビュー。現在、法政大学講師。日本文藝家協会理事、歴史時代作家クラブ代表幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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優希
37
信幸がいたからこそ、真田は滅びなかったのだと思います。地味なイメージがありますが、実は幸村より真田にいるべき人物だったのではないでしょうか。2023/12/24
ポチ
22
う〜ん…。淡々と話が進み、気が付いたら読了していた。これは信幸から見た昌幸や信繁の話しなのかな⁈何も残らなかった。2016/04/15
いつかはビーエム
4
真田丸関係の本ですが、小生は真田昌幸が好きです。そして松代藩初代藩主である信幸公が次ですね。一般に真田三代には信幸は入りませんが小生的には是非入れたいと思います。信州上田駅前には真田信繁(幸村)公の像が有ります。もう数十年前に上田市役所の観光課に電話したことが有ります、何故信繁なのか?上田は昌幸でしょう、と。残念ながら当時の係りの人からははっきりとした答えは返ってきませんでした。さて、今はどうなのでしょうか?昌幸ファンは聞きたいものです。2016/02/22
くらーく
3
実際には真田信幸がいたからこそ、真田の名前が今に残っているんでしょうなあ。でも、地味。きっと、父昌幸、弟幸村が長男でなく、信幸だけが長男である事も影響しているのかなあと思ったり。 自分も長男ですが、先の事を考え、無事に無事にと先回りしておくものですわねえ。きっと信幸も、信長、秀吉と来て、今後はどうなるかと考え行動したのでしょう。むちゃな昌幸・幸村の尻拭いをしつつ、真田家の将来を考え。。。うーん、同情するなあ。いや、そんな偉い人と比べちゃいけないけど。もっと、その辺を前面にだして書いても良かったかな。2021/03/25
ポール
2
図書館本。戦国好きにはおすすめ。2023/07/29
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