内容説明
現代社会の裏側では、今夜も、快楽に対する人間の飽くなき探究がくり広げられている。本書は、規範から逸脱してしまった驚愕の性的欲望の数々を、当事者の証言と画像によって、その生態を紹介した、世界初の「図説“特殊性欲”大百科」である。世界の地下コミュニティ、性のアーティストたち、フェチ、ヘンタイ、異常性欲の驚転動地の２９４態のＳＥＸを、当事者の証言と画像ともに一挙公開する。
目次
１ ビザール・クラシック
２ 第二の皮膚
３ メディカル・セックス
４ 愛と戦争
５ 神経性官能
６ ごっこプレイ
７ 非リアル系妄想
著者等紹介
ジアール，アニエス［ジアール，アニエス］ ［Ｇｉａｒｄ，Ａｇｎ｀ｅｓ］
１９６９年、フランスのブルターニュ生まれ。フランスのジャーナリスト。欧米や日本の性文化やサブカルチャーを中心に取材・研究を続ける。ヨーロッパでは、日本の現代アート、サブカルチャー、性文化の紹介者として、非常に著名な存在
山本規雄［ヤマモトノリオ］
１９６７年、東京都生まれ。出版社等勤務を経て、現在、翻訳業・編集業に携わる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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たまきら
34
ビザールってなんだろう、と思ったらBizarreかあ。個人的にはお互いの同意があれば、成人同士がどんな性的欲求を満たそうとも構わないと思います。それでも引くなあ、モノによっては…。また、ここで紹介されるものの多くが男性の欲求であり、女性の性欲への視点が少ないのも面白いです。それは「恥ずかしいから言えない」ため少ないのか、「取り上げるほど奇妙でない」から少ないのか…。著者が冷静に「このフェチ顧客には〇〇人が多い」とか記されていると脱力して笑ってしまいました。日本男児もたくさん登場しますよ、ぷぷぷ。2022/11/02
長岡紅蓮
7
題名にある通り、特殊性欲を紹介した書籍。実際に行ったら罪になるものーー手足切断ーーから、これも性欲の一種なんだというものーーくすぐり愛好、スモーキング・フェチなどーーまで。性欲とは必ずしも性行為とセットになったものではないのです。読んでいて頭に思い浮かんだのは『城の中のイギリス人』のセリフ、「エロスは黒い神なのです」。2019/04/14
あび
6
かなりマニアックな性癖が多数登場する。何も知らない純粋な十代が読んだらショックを受けるかも。まあ、今はネットで何でも観れる時代だから純粋な人は減ったかもね。2016/03/22
お魚くわえたザサエさん
0
異質なのがたくさん。2016/03/23
八神はるか
0
良い本だったけど、「この程度で特殊なの？」「あの性癖入ってないよね？」みたいな部分がちょっとあった。2015/12/14
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