出版社内容情報
田植えや稲刈り、あるいは狩猟、祭事の中から生まれ、発展してきた日本の民謡の素晴らしさを紹介する一冊。
内容説明
古来より唄いつがれ、踊りつがれてきた日本の民謡―日本文化の深層海流をなす民謡を通して、庶民の暮らしの真実を鮮やかに浮き彫りにし、庶民の愛する詩と唄の真髄に迫る!
目次
第1部 祭りと民謡(よみがえれ!新保広大寺節;日本の酒造り唄―酒蔵から生まれた民謡;江州音頭 ほか)
第2部 風邪が叫び、土が歌う―ラジオ深夜便「こころの時代」(鯨はどのように唄われ、どう書かれてきたのか;佐渡の盆踊り唄;三国・芦原周辺の民謡について ほか)
第3部 全国民俗芸能大会の六十年(太鼓打芸の原点を聴く;「日本の太鼓―歓喜乱舞」を見て;生命の賛歌「空海千響」 ほか)
著者等紹介
佐藤文夫[サトウフミオ]
1935年東京都生まれ。1980年から1995年まで、岩崎美術社社長をつとめる。詩人会議、日本現代詩人会会員。炎樹同人。詩集に、『ブルースマーチ』(秋津書店、1973年、第2回壷井繁治賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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