内容説明
資本主義と人類はどうなるのか?「経済学」というコンパスを使った、世界史・人類文明史への壮大なる旅。
目次
第1部 なぜ西欧が経済発展したのか?―経済成長という“悪徳の栄え”の法則と教訓(文明と経済の起源;停滞の中世から奇跡の近代へ;マルサスの法則;解き放たれたプロメテーウス;永続する経済成長)
第2部 繰り返される経済的繁栄と危機―戦争と平和/狂騒と恐慌の時代の法則と教訓(世界戦争の経済的帰結―ドイツに別の選択肢はあったのか?;史上初の世界恐慌;高度経済成長は、私たちを幸せにしたのか?;福祉国家の誕生と終焉;戦争と平和の経済学)
第3部 グローバル化/サイバー化する経済と社会―二十一世紀を動かす新たな法則とは?(復興する中国とインド;歴史の終焉と文明の衝突;二十一世紀資本主義とエコロジー;新たに世界を襲った金融危機;非物質的な資本主義と経済法則)
おわりに 人類初となる時代への突入―求められる思考法の転換
著者等紹介
コーエン,ダニエル[コーエン,ダニエル] [Cohen,Daniel]
1953年生まれ。フランスを代表する経済学者。パリ第1大学、および、パリ高等師範学校(ENS)の経済学教授を兼任。専門は、国家債務と金融経済史。パリ経済学校(EEP)副学長も務める。現在、オランド仏大統領のアドバイザーであり、内閣の経済諮問委員会(CAE)委員も務め、仏政府の経済政策に深く関わる。また、『ルモンド』紙の論説委員として社説を執筆するなど、メディアや世論に対しても、大きな影響を与えている。国家債務の専門家としての世界的活動も著名で、1984~97年には世界銀行のコンサルタントを務め、IMFとともに、重債務貧困国(HIPC)の債務救済計画「HIPCイニシアティブ」を推進した
林昌宏[ハヤシマサヒロ]
1965年、愛知県生まれ。立命館大学経済学部経済学科卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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