内容説明
人間だれもがもつ心の深い淵をあざやかに浮かびあがらせる台湾文学の金字塔。侵略、戦乱、貧窮、テロ、そして離別…、世界で最も激動な歴史を持つ台湾。この島の近代百年の歴史を舞台に、男と女の葛藤、家族の苦難と絆を壮大なスケールで描き切った発売当時大いに話題を攫った大作。
著者等紹介
鍾文音[チョンウェンイン]
台湾雲林県生まれ。淡江大学卒。1990年代以降、『聯合文学』、『中国時報』、呉三連など各種文学賞を受賞。写真家、画家としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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