フェティシズム全書

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  • サイズ B6判/ページ数 637p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861823732
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C0020

出版社内容情報



ジャン・ストレフ[ジャンストレフ]

加藤雅郁[カトウマサフミ]

橋本克己[ハシモトカツミ]

内容説明

死姦を好んだ古代エジプト人、少年の小さなペニスと交わった古代ギリシア人、無毛の女性器を尊んだ古代ローマ人…。そして、現代の下着、制服、ボンテージ、体液・分泌物フェチ…。人類は、先史時代から21世紀の今日まで、あらゆるものを偏執的な性欲の対象としてきた。本書は、精神分析からポルノグラフィまで、ハイヒールからペットまで、幼児から老人まで、文明の曙から現在までの、人類の尽きざる逸脱と退廃のフェティシズムの世界を集大成し、性の奇怪な深淵を描ききった、世界初の“フェチの百科全書”である。図版1200点収載。

目次

第1章 身体の部位
第2章 逸脱の人体
第3章 感覚器官
第4章 体液
第5章 下着と装飾品
第6章 身体拘束

著者等紹介

ストレフ,ジャン[ストレフ,ジャン] [Streff,Jean]
1947年、パリ生まれ。フランスの作家、評論家、映画監督。とくに、サディズム、マゾヒズム、ボンテージなどの性的倒錯やフェティシズムについては、フランスを代表する探究者として著名。これまで数多くの評論や小説、映画作品を発表しており、また、テレビや雑誌でのインタヴュー、展覧会などでの講演も多い。『フェティシズム全書』によって、2005年度「マルキ・ド・サド賞」を受賞。現在は、同賞の選考委員も務めている

加藤雅郁[カトウマサフミ]
1959年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科フランス文学専攻博士課程修了。早稲田大学文学部ほかで講師を務めた。専攻は19世紀フランス文学。2012年11月2日死去、享年53

橋本克己[ハシモトカツミ]
1953年生まれ。早稲田大学大学院フランス文学専攻博士課程修了。千葉商科大学商経学部教授。専攻はフランス世紀末および両大戦間文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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浮草

3
「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の世界的ブレイクなどに象徴されるように、昔に比べれば世間で受け入れられるフェティシズムは増えているんだろうけれども、生理的に無理っていうのもある。女子高生萌えも海外からみれば日本のフェティシズムと分類されるのも面白い。学術的と言いきれるが疑問は残るがかなりディープな話が多かったので流し読み。世の中は広く深いなぁ。2017/01/05

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