内容説明
一五〇余の枕詞を『万葉集』『風土記』『記紀』等から抽出し、それらの精細な分析から、生活と結びついた太陰暦に依拠した古代日本の実像を明らかにする。旧来の古代史観と枕詞研究を根底から覆す画期的労作。
目次
シナテル・シナタツ・アマテル・サヒノクマ・シナザカル・ヒナザカル・アマザカル・ムカサクル・サハカル・シナダユフ・アメナル
ヒサカタノ・オスヒ・トリガナク・トリヨロフ・カグハシキ・トキジクノ
アスカノ・トブトリノ・ハルヒ・アサカヤマ・アサカサス・アサカテル・シシユク
アマツミヅ・タカシルヤ・タカテラス・タカヒカル
タラチネノ・モチヅキノ・チバノ・モモダル・クハシホコ・トダル
シキシマノ・シラトホフ・シノノメノ・アサガシハ
ヲダテ・アヲクモノ・アヲウマノ・アヲハタノ・アハシマノ・シナガドリ・ヰナガハノ・カルモカキ・オシテル・オシテイナト・アヅサユミ・サカコエテ・アマカゾフ
タマモヨシ・ナクハシ・サゴロモノ・サニツラフ・サヲシカノ・ヒトダマノ・ツノサハフ・ササラガタ・サザレナミ・サスタケノ・イホエサス・ヤツメサス
サネサシ・サネカヤノ・サムシロハ・モモキネ・タタミコモ・ユキムカフ・マソゲ・シヅノヲダマキ・シツタマキ・シヅハタニ・コモマクラ
ツマゴモル・コトサケヲ・ウマサケ・ヲトメラニ・コモリクノ〔ほか〕
著者等紹介
三浦茂久［ミウラシゲヒサ］
１９３４年、愛知県生まれ。東京大学中退。元福井漁網株式会社：常務取締役。元一宮町教育委員・文化財審議委員（愛知県宝飯郡）。所属：古事記学会・万葉学会・三河民俗談話会。主要論文：「サルタヒコ大神と古代月信仰」（第８回猿田彦大神フォーラム入賞作）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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