戦略の工場―レーニンを超えるレーニン

個数:

戦略の工場―レーニンを超えるレーニン

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月07日 00時07分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 552p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861823510
  • NDC分類 309.338
  • Cコード C0010

内容説明

“帝国”の思想家ネグリが革命理論家レーニンを21世紀に蘇らせる!世界は、再び動乱と革命の時代を迎えた。20世紀を変革したレーニンの思想と理論を、21世紀変革の「理論的武器」として再構築する。

目次

第1章 レーニンとわたしたちの世代(レーニンのマルクス主義のマルクス的読解のために;資本の理論から組織化の理論へ(一):経済闘争と政治闘争―階級闘争 ほか)
第2部 ロシア革命におけるレーニンと評議会、そして評議会主義に関する若干の考察(自然発生性と理論とのあいだにある評議会;レーニンと評議会―一九〇五年から一九一七年まで ほか)
弁証法についての間奏―一九一四年から一九一六年までのノート(レーニン思想の再発見された形態としての弁証法;ヘーゲルを読むレーニン ほか)
第3部 国家死滅の経済的な基礎―『国家と革命』読解(「誰がやりはじめるか」;国家概念一般―国家は破壊することができるし破壊しなければならない ほか)
補論 「極左路線」(「左翼主義」小児病)について―ひとつの結論とひとつの始まり(困難な均衡;極左路線のひとつの定義といくつかの(相応しい?)模範 ほか)

著者等紹介

ネグリ,アントニオ[ネグリ,アントニオ][Negri,Antonio]
イタリアの思想家・哲学者。1933年、イタリアのパドヴァ生まれ。パドヴァ大学政治学研究所教授をつとめていた1970年代、「アウトノミア」運動の理論的リーダーとして注目される。79年、「赤い旅団」によるモロ元首相暗殺事件などのテロ事件で、容疑者として逮捕・起訴され、その後、赤い旅団や事件とは無関係だったにもかかわらず「国家転覆罪」で有罪となった。83年、獄中からイタリア議会選挙に立候補し、当選

中村勝己[ナカムラカツミ]
1963年生まれ。中央大学大学院法学研究科博士後期課程満期退学。政治学博士(中央大学)。現在、中央大学法学部兼任講師。専攻:20世紀イタリア政治思想史

遠藤孝[エンドウタカシ]
1963年生まれ。中央大学大学院法学研究科博士後期課程在籍。専攻:現代政治理論

千葉伸明[チバノブアキ]
1970年生まれ。高崎経済大学大学院地域政策研究科博士前期課程修了。専攻:フランス・イタリア比較思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うえ

1
「レーニン主義の継続性は…文学と想像力の世界では,マヤコフスキー,バフチン,ルカーチがレーニンの後継者なのである…法律学の世界では,パシュカーニスがそうであるように。政治の世界では毛沢東がそうであるように」「レーニンは革命の現実性なのです」「レーニンの理論的分析が,資本の現実の発展水準とロシア労働者の政治的階級構成の度合いをはなはだしく過大評価していた」「その時代の反革命の理論家であった現代版ド・メストルたるマックス・ウェーバーにおいて,反動的な観点のもっとも不透明な党派性が頂点にいたりました」2014/07/12

KMX1980

1
読了。難儀な本であった。2012/12/31

かわのふゆき

1
野田首相が再生を訴えた「分厚い中間層」。つまり搾取に耐えうる層を増やそうということだが、首相の唱えるそれは社会の構造・仕組みをなんら修正することなく、既得権益も含めて単に現状を維持しようという虫のいい話。戦略などさらさらないという悲しい現実に、この先が良くなる気が一切しない。このままいけば、仮に少しぐらい中間層が厚くなったところで、中間層は自己防衛のために貧困層に対して暴力的になり、「分厚い貧困層」は残り続ける。よって、自律的に鍛えられた欲によって引き起こされる革命にしか希望はない、ということになる。2012/03/20

ばるたんせいじん

0
自然発生性に依拠して主体性を生産し、別の主体性に変容するために介入する前衛党の戦略!それはまた新たな自然発生性を駆動させるためだったという流れからレーニンを読み返すネグリ!そのレーニンはどこまでも民衆の自然発生性に依拠するレーニンだった。自分に取ってマルチチュード論の原点を理解するために極めて有益であり、社会を全面的に包摂した帝国的状況においてはもはや戦略=前衛党は必要ではなく、出来事を無数に出現させオルタナティブな主体性を生み出すための無数の戦術のみが必要とされる。2013/06/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4336271
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品