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3・11の未来―日本・SF・創造力

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  • サイズ A5判/ページ数 393p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784861823473
  • NDC分類 901.3
  • Cコード C0095

内容説明

小松左京、最後のメッセージ。豊田有恒、瀬名秀明、新井素子、押井守ほか、SF作家ら26名が、いま、考える科学と言葉、そして物語…。

目次

第1部 SFから3・11への応答責任(3・11とゴジラ/大和/原子力(笠井潔)
鼎談 3・11とSF的想像力 ほか)
第2部 科学のことば、SFのことば(SFの無責任さについて(瀬名秀明)
座談会 小松左京の射程―『日本沈没第二部』をめぐって ほか)
第3部 SFが体験した3・11(東日本大震災について(新井素子)
あえて、十字架を背負う(押井守) ほか)
第4部 3・11以降の未来へ(フロム・ゼロ・トゥ・201X(桜坂洋)
3・11の裡に(おいて)SFを読むということ(新城カズマ) ほか)

著者等紹介

笠井潔[カサイキヨシ]
作家

巽孝之[タツミタカユキ]
慶應義塾大学文学部英米文学専攻教授、SF評論家

海老原豊[エビハラユタカ]
評論家

藤田直哉[フジタナオヤ]
SF評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

getsuki

12
この中で瀬名秀明氏の文章が印象的。実際に被災した時の体験や東京にいる編集者との温度差……今読んでも刺さる。また、SF作家たちの評論や対談の随所に故小松左京氏へのリスペクトが感じられ、影響力を実感せずにはいられない。かくいう私は氏の作品を読んでいないため、この機会に手に取ってみようと思います。2018/03/09

山田太郎

12
小松左京の特集かと思うが、あちこちに出てくるな~。難しいんで、なかなか読み終わりませんでした。素直に感想を言いますと、ためにはなったが、面白くはなかった。2012/01/04

入道雲

7
2011年の刊行から12年。3.11から世界は更に変わっている。現実がSFを超えている事も起こっているかもしれない。 小松左京作品をまた読んでみよう。2023/07/19

huyukiitoichi

4
非常に面白い。が、「SFにとって311とは何か」「311にとってSFとは何か」ということを問うなら、その答えはこれから先のSFにしかないと思う。それはこれから考えられていくものだから。2011/09/03

ごろつきねこ

3
好きな作家の名前があったので軽い気持ちで図書館から借りて読むが、巻頭の対談から、含蓄がありすぎだった。「SF」というジャンルはこの際さて置き、今の日本を生きる者として、心に留め置くべきことが多数。これはもっと読まれても良いものなのでは。とするとSFとタイトルにつけるのは読み手を限定してしまうのでいかがなものかと思ってしまう…もっとも、小松左京にゴジラに安部公房、伊藤計劃ときては理解できるのはSF者だけか。惜しいなぁ。とりあえず次は小松氏の大震災'95と笠井潔氏の例外社会を読みたいなと。2011/12/18

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