目次
歴史の詩学
第1部 受け入れられた伝統―啓蒙と歴史意識の問題(隠喩とアイロニーのはざまの歴史的想像力;ヘーゲル―歴史の詩学とアイロニーを超える方法)
第2部 一九世紀の歴史記述における四種類の「リアリズム」(ミシュレ―ロマンスとしての歴史的リアリズム;ランケ―喜劇としての歴史的リアリズム;トクヴィル―悲劇としての歴史的リアリズム;ブルクハルト―風刺劇としての歴史的リアリズム)
第3部 一九世紀後期の歴史哲学における「リアリズム」の拒否(歴史意識と歴史哲学の再生;マルクス―換喩の様式における歴史の哲学的弁護;ニーチェ―隠喩の様式における歴史の詩的弁護;クローチェ―アイロニーの様式における歴史の哲学的弁護)
結論
著者等紹介
ホワイト,ヘイドン[ホワイト,ヘイドン] [White,Hayden]
アメリカの歴史家、批評家。現在、カリフォルニア大学サンタ・クルーズ校名誉教授。1928年生まれ。1951年にウェイン州立大学を卒業後、1956年にミシガン大学大学院で博士号を取得。ロチェスター大学、カリフォルニア大学ロスアンジェルス校の歴史学部で教鞭を執り、1973年、同校の人文学センター長に就任。1976年、ウェズリアン大学で歴史・文学教授を務めたのち、1978年、カリフォルニア大学サンタ・クルーズ校人文科学部に新設された「意識の歴史(History of Consciousness)」コースの教授に就任。1995年から2014年まで、スタンフォード大学で比較文学・ドイツ研究のコンサルティング・プロフェッサーを務めた。1991年、アメリカ芸術・科学アカデミーの会員に選出された
岩崎稔[イワサキミノル]
東京外国語大学総合国際学研究院教授。専攻:哲学/政治思想。1956年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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おっとー
roughfractus02
渡邊利道