内容説明
テロワールとはどういう概念なのか、どこに存在するのか、テロワールを表現するとは、どういうことか。土壌とぶどう栽培には、どんな関係があるのか。醸造の神様アンリ・ジャイエの精神を継ぐヴィニュロンたちやワイン関係者、総勢56名が、テロワールの意義を問い、ワイン造りの哲学とその真髄に迫る。フランス・グルマン・アワード「フランスワインに関する最優秀書籍」受賞作。
目次
第1部 テロワールにかかわる歴史、土地、人々(テロワール―その発見と現実;テロワールの喧騒;テロワールと造り手の個性 ほか)
第2部 ヴィニュロンたちのことば(アルザス;ボルドー;ブルゴーニュ ほか)
第3部 生きている大地(生きている大地;ヴィニュロン、グルメ、テロワール、世界、そして…;母なる大地 ほか)
著者等紹介
リゴー,ジャッキー[リゴー,ジャッキー][Rigaux,Jacky]
ワインジャーナリスト・ブルゴーニュ大学市民教養講座の責任者。人文科学の知識にもとづき、テロワール中心のぶどう栽培やワインの造り手について、多数の書籍を執筆している。大学では、「ワインと文化」、「テロワールの知識に基づく実践的デギュスタシオン」という、ふたつのディプロマコースを担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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