出版社内容情報
世界の核兵器闇市場はどのように構築されているのか、それは今後どのように動いていくのか。
内容説明
エンジンでさえ製造していない国パキスタンにおいて、核兵器開発を成功させた男、カーン博士―。彼はまた、“核の国際ヤミ市場”を構築し、イラン、リビア、北朝鮮などに核兵器を拡散させた。国際社会からは「マッドサイエンティスト」と非難され、イスラム社会からは「英雄」として崇められている。カーン博士は逮捕・拘束されたが、その闇市場の実態は、秘密のベールに覆われたままである。現在でも、北朝鮮などは、核兵器の製造技術や資機材をここから得ている。そして、2009年2月、カーン博士は自宅軟禁を解かれ、自由の身となった。“核の国際ヤミ市場”の実態とは?そして、これから世界の核はどうなるのか?初めて“核の国際ヤミ市場”の実態を暴き出した全米で話題騒然のベストセラー。
目次
“核の闇市場”を追って―プロローグ
1 核開発の父・カーン博士(ほほえむ男;偶然の機会;イスラム教徒の連携;帰国;パキスタンのパイプライン;二重の基準;カフタへの道)
2 核保有国への道(バター製造所作戦;時はパキスタンの味方か;核の牛小屋;見ざる、言わざる、聞かざる;犯罪と隠蔽工作;アメリカの国益;マン・オブ・ザ・イヤー)
3 核拡散ネットワーク(一ヶ所で何でも買える店;希望的観測;サダム・フセインの策略;見落とされたシグナル;核のナショナリズム;もっともっと部品を;謎めいた殺人事件;ネットワークの内部で)
4 世界に広がる“核の闇市場”(手綱を引き締めて;敵か味方か;外交的チェスゲーム;スパイゲーム;溺れる者;小切手の乱発;核のディスカウント・チェーン;カーンの次は誰か)
世界終末時計の針は戻せるか―エピローグ
著者等紹介
フランツ,ダグラス[フランツ,ダグラス][Frantz,Douglas]
米国のジャーナリスト。『ニューヨーク・タイムズ』紙や『ロサンゼルス・タイムズ』紙の記者を経て、現在、『ロサンゼルス・タイムズ』紙の編集局長を務める。特派員としてトルコのイスタンブールに駐在した経験もある。調査報道には定評があり、いくつもの賞に輝いたほか、「ピューリッツァー賞」最終候補に2回選ばれている
コリンズ,キャスリン[コリンズ,キャスリン][Collins,Catherine]
米国のジャーナリスト。『シカゴ・トリビューン』紙の通信員を経て、『ロサンゼルス・タイムズ』紙や『ニューヨーク・タイムズ』紙の記者を務めた。夫であるダグラス・フランツとのコンビで、現代世界の難解なテーマに取り組み、綿密な取材と大胆なストーリー構成によって著わしたいくつもの話題作を発表してきている
早良哲夫[サガラテツオ]
1933年生まれ。東京外国語大学卒業。NHKカイロ支局長、アジア太平洋放送連合(ABU)報道部長などを経て、現在、翻訳家、NHKグローバルメディアサービス・バイリンガルセンター専門委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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キミ兄
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