21世紀の歴史―未来の人類から見た世界

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  • サイズ B6判/ページ数 352p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861821950
  • NDC分類 304
  • Cコード C0033

内容説明

2050年、そして2100年、世界の“中心都市”はどこか?国家、資本主義、宗教、民主主義は、どうなっているのか?「ヨーロッパ復興開発銀行」初代総裁にして経済学者・思想家・作家であり、“ヨーロッパ最高の知性”と称されるジャック・アタリ。これまでも、ソ連崩壊、金融バブル、新たなテロの脅威、インターネットによる世界変化を予測し、見事に的中させてきた。本書は、アタリが、長年の政界・経済界での実績、研究と思索の集大成として「21世紀の歴史」を大胆に見通し、ヨーロッパで大ベストセラーとなったものである。サルコジ仏大統領は、本書に感銘を受け、“21世紀フランス”変革のための仏大統領諮問委員会「アタリ政策委員会」を設置した。

目次

序文 21世紀の歴史を概観する
第1章 人類が、市場を発明するまでの長い歴史
第2章 資本主義は、いかなる歴史を作ってきたのか?
第3章 アメリカ帝国の終焉
第4章 帝国を超える“超帝国”の出現―21世紀に押し寄せる第一波
第5章 戦争・紛争を超える“超紛争”の発生―21世紀に押し寄せる第二波
第6章 民主主義を超える“超民主主義”の出現―21世紀に押し寄せる第三波
付論 フランスは、21世紀の歴史を生き残れるか?

著者等紹介

アタリ,ジャック[アタリ,ジャック][Attali,Jacques]
1943年、アルジェリア生まれのフランス人。仏国立行政学院(ENA)卒。1981~1990年、ミッテラン政権において大統領特別補佐官を務める。1991~1993年、「ヨーロッパ復興開発銀行」の初代総裁となる。1998年にはNGO「プラネット・ファイナンス」を創設し、現在も途上国支援に尽力している。2007年にはサルコジ大統領の命によって発足した「アタリ政策委員会」の委員長を務め、フランス政府に対して、21世紀に向けてフランスを変革するための政策提言をしている。政治・経済界で重責を担う一方で、経済学者・思想家・作家としても幅広く活躍し、まさにフランスを代表する知性というべき存在となっている

林昌宏[ハヤシマサヒロ]
1965年愛知県生まれ。名古屋市在住。立命館大学経済学部経済学科卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koichiro Minematsu

35
読み進めて半ばですが、超ノマド!2023/02/11

slowlifer

28
「専制的な国家は市場を作り出し、市場は民主主義を作り出す」。民主主義はローカルだが、市場はグローバルで暴走しがち。強欲な資本主義が進むと一部の少数に富が偏在し、少数派は資金力を背景に政策を歪め、大多数につけが回る。時には人権も脅かされる。ローカルな民主主義を守るためにも、グローバルな市場の行き過ぎを食い止める歯止めが絶対に不可欠。将来、社会との調和重視を志向せず、地域社会や国家との関係を軽視するノマド的な企業が増殖すると、税収不足が起こり、自治体、警察、医療、教育など民営化され、弱者切り捨てになるのでは?2016/05/15

kthyk

18
超帝国が形成され、超紛争に陥っている現在、人類は滅亡へと導かれるのであろうか。アタリは超民主主義の構築を検討する。「人新生」の現在、08年の「21世紀の歴史」を再読、この書は50年先の未来予測。従来の歴史は進行中の現象を演繹的に導き出したものに過ぎないが、彼は未来を立脚点とし、そこから歴史を振り返ることで、様々な方向での変化を描写する方法を試みる。予測される未来は地獄絵か。恐怖の実現を不可能にするのは、人類のきらめきを受け入れる芸術作品、新たな概念による音楽を奏で、人々が愛し合っていくこと、と結んでいる。2021/02/06

呼戯人

17
この本を読みながら、しきりに大学時代にドイツ語演習で読んだヤーコブ・ブルクハルトの「世界史的諸考察」を思い出していた。ブルクハルトは、人類の歴史は宗教・国家・文化の三要素の組み合わせによって説明できるとしていた。ジャック・アタリのこの本は、それと同じように宗教人・軍人・商人が歴史を作る権力を握ってきたと主張する。そして、現在は市場民主主義が人々の支持を受け、発展してきている最中だという。しかし、今後、超紛争、超帝国などの登場によって危機が到来するが、2060年ごろには超民主主義が実現すると予測している。2019/09/28

RYOyan

13
世に出て10年経ってからのタイミングで読んでみたけれど、かなりの部分で心当たりのある展開が繰り広げられている。監視社会の到来、ノマドオブジェの価値向上、贈与経済の広がり。ただ今後しばらくは格差拡大と共に波乱に満ちた世界情勢になりそうだ。2018/10/08

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