内容説明
神武東征に先立ち、出雲の大王=素佐之男(スサノオ)の三男大歳(オオトシ)として古代ヤマトを統一した初代の邪馬台国王アマテラス。『記紀』に歪められた古代史の謎を暴く瞠目の書下ろし古代史ロマン。
著者等紹介
黒須紀一郎[クロスキイチロウ]
1932年、千葉県生まれ。1955年、早稲田大学文学部卒業。日活株式会社入社。映像本部企画部長、テレビ本部企画部長を経て現在歴史小説作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おの
9
ブコフにてふと手に取り。最初は面白かったんだが、後ろの方、あとちょっとでどうまとめるの?と思ったら超軽くてびっくりした。あ、そう。て感じ。ただ説としては面白かった。吉備とかあの辺も昔は栄えてたのね。やはり邪馬台国はやまと国よね、どう考えてもと思いつつ色々調べたいのであった。2024/05/12
nori
4
Birth of Yamato should be very interesting era thru entire Japanese history. However, I am bored to read the fiction, since story was flat and I could not feel sympathy to hero whom I could not relate with Nigihayahi. Why did the author ignore Amaterasu!2013/11/25
こうめい
1
同者著「役小角」の話にもでできた大和の成り立ちの話。古事記などをもとに作者の想像により、かなり独自性の強い話になっている。よみながら世界観や登場人物などを整理するのに時間がかかった。「役小角」のシリーズをセットで読むと作者の古代日本の世界観がわかるのでお勧め。2013/08/19