内容説明
深い森に四百年閉ざされた「キシモリ」の城跡、滅亡した先住民の墓石群「ソウズイの石」。歴史と風土の地平に交差する宿縁の情念。詩的象徴の奔流の中に存在の真実を幻視する、卓抜な言語表現が描く究極のエロス。
著者等紹介
村山りおん[ムラヤマリオン]
佐賀県生まれ。東京外国語大学フランス語科卒業。放送大学大学院修士課程修了・表象文化論の研究を行う。絵画においても個展を重ねる。個人誌「翠」を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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