内容説明
ますます熾烈化する世界市場の戦い―欧州を代表する専門家がその争点と全貌をまとめ上げたベストセラー。
目次
序章 エネルギーをめぐる戦いの現場
第1章 これまでの戦い、そして歴史の教訓
第2章 エネルギー市場の自由化をめぐるヨーロッパの戦い
第3章 電力という新市場における戦い
第4章 天然ガス、交渉という戦い
第5章 石油をめぐる永遠の戦い
第6章 二十一世紀の戦い―「ヨハネスブルグの方程式」
解説 エネルギーをめぐる二十一世紀の課題と日本の役割
著者等紹介
シュヴァリエ,ジャン=マリー[シュヴァリエ,ジャンマリー][Chevalier,Jean‐Marie]
パリ大学ドフィーヌ校経済学部教授であり、同校の「エネルギー・資源地政学研究センター(CGEMP)」の所長。同時に、ケンブリッジ・エネルギー研究所(CERA:パリオフィス)のシニアーアソシエイツ、フランス首相の諮問機関である経済分析審議会(CAE)の委員、Nexans社(電力ケーブル、石油・天然ガス産業用特殊ケーブルの世界的メーカー)の役員を務める。これまでに、フランス大手石油会社エルフ(現トタール)および世界銀行のエコノミスト、パリ国立銀行(現BNPパリバ)の役員を歴任。国立行政学院(ENA)、パリ政治学院(Sciences‐Po)をはじめ、数々の大学でエネルギー経済および産業組織論を講義。EU委員会や各国政府のエネルギー問題諮問委員も務めた。現在、幅広い知識と国際的人脈をもった信頼できる専門家として、国内外のエネルギー問題、市場の自由化、地政学、経済分析、人類の持続的発展などに関するコメントを、各種メディアから頻繁に求められており、著書・論文は多数。パリ政治学院卒業。経済学博士。レジョンドヌール勲章叙勲(1998年)
増田達夫[マスダタツオ]
東京工業大学(SIOMT)特任教授をはじめ、名古屋商科大学大学院、パリ大学ドフィーヌ校(CGEMP)で教鞭をとる。同時に、エス・オー・シー株式会社(マイクロヒューズのメーカー)取締役および石油資源開発(JAPEX)顧問として、実業にも携わっている。外交官試験合格後、1972年、外務省へ。その後、通産省(現・経済産業省)に移籍し、石油・エネルギー関係ポスト等を務めた後、国際エネルギー機関(IEA)局長、アジア太平洋エネルギー研究センター(APERC)所長、石油公団理事を歴任し、現在にいたる。エネルギー分野を中心に、ダボス会議をはじめ数多くの国際会議に出席しており、産油国・エネルギー関連企業・学者・アナリストなど、内外に幅広いネットワークを持つ。慶応義塾大学法学部政治学科およびケンブリッジ大学歴史学科卒業。長野県飯田市出身
林昌宏[ハヤシマサヒロ]
翻訳家。1965年、名古屋市生まれ。立命館大学経済学部経済学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
4610tosan
tiki
esawak
-
- 和書
- 使ってみたい落語のことば