内容説明
映画の美神は細部に宿る。タイクーンたちの年俸、夢の宮殿チャイニーズ・シアターのすべて、映画館とポップコーンの関係、モンローのヌード撮影秘話…多彩なエピソードで綴るハリウッドの黄金時代。
目次
第1部 興行師シドニー・グローマンとハリウッド(チャイニーズ・シアターへの復帰;ハワード・ヒューズとの出逢い;チャイニーズ・シアターの誕生;『地獄の天使』のプレミア・ショー;ハリウッド映画撮影所の興亡;ハリウッドをもう一度!;映画は人生そのものだ)
第2部 ハリウッドと第二次大戦(日本軍のハワイ島襲撃で燃えたハリウッド映画魂;ハリウッド・キャンティーンの開設)
第3部 “赤い旋風”がハリウッドを襲う!(ハリウッドの狂気 ハリケーン・HUAC)
著者等紹介
川尻勝則[カワジリカツノリ]
1937年、長崎県生まれ。1962年、早稲田大学第一文学部演劇専修科を卒業し、株式会社集英社の宣伝部等の営業、雑誌編集に勤務。勤務先の仕事柄米国出版界やアメリカマスコミ文化論を学び、また学生時代からハリウッド映画とその産業の歴史を研究し、今日に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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