目次
第1章 北極星を知る(思考のはじまり;人間、こんなもの;文明のヒカリとカゲ;社会の意識)
第2章 灯台を点す(人生の焦点;前進すること;生き方の法則;働き;幸せのニュアンス)
第3章 懐中電灯で照らす(わが子のような若者へ;余計なお世話;年を渡る;いたって私情)
著者等紹介
三木建[ミキケン]
企業の「思想論」「文化論」「変革論」を専門として米国経営大学院にて教鞭をとってきた。Gray Institute of Managementのプリンシパルであり、先進的経営の実現にあたる企業の経営会議顧問として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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む
5
目を閉じれば太陽は消えるけど、日焼けどめにはならない。2015/07/30
Mayuko Komori
1
☆☆ いい言葉を集めた一冊。「いたって私情」の項目で響く言葉が多かったのはそういう時期だからなのかな。 ・・・・・・・・ 本気の人に出会ったら、 本気で球を返してあげなくては、失礼だと思う。 イエスとノーを明瞭に言えなければ、気が滅入る。 イエスとノーを明瞭に言っても気が引ける。 塗り重ねた土壁の表層が重力で剥がされた時、最初に塗られた壁や下地の壁が大切なものに見えるように。時には上部の壁を全部剥がして、表層の壁を復元してみたくるものである。2016/07/21
葉
0
著者は思想論・文化論・変革論をテーマに米国経営大学院で教鞭をとつてきたらしい。日本の輪郭に続いてシリーズ2冊目らしい。進歩という意識を持つ人間は何を進歩と見なすのかということが問われているのであり、その問いに正解を見出していくことこそが進歩であると気づく時であることや頭の良い人にだけ見えるものもあるが、年を重ねないと見えないものもあること、生まれるということは、全てを受け入れてくれる人を探す度の始まりであること、知識人とは知識の売人であるが、知性の人は存在自体が知的であること、人生は長いより太いより幅広い2016/06/28