日本の輪郭―社会の質とアイデンティティ

日本の輪郭―社会の質とアイデンティティ

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861800542
  • NDC分類 304
  • Cコード C0034

内容説明

どんな国に住みたいのか。新しい日本には新しいコンセンサス。文化と現状を知り明日を描く。一日で読み終え、一年じっくり考える本。

目次

第1章 ビヤンパンサンでなくても(人類の名前;天の失敗 ほか)
第2章 エキセントリックアイランド(アホな言動;コストの先送り ほか)
第3章 コンダクター不在(民主主義;エゴと困窮 ほか)
第4章 文化的独立(秩序や文化;社会システムの補修 ほか)
第5章 ブループリント(いい街;日本は幸福の国 ほか)

著者等紹介

三木建[ミキケン]
Ken K.Miki。経営学者、Gray Institute of Managementプリンシパル。企業の「思想論」「文化論」「変革論」を専門として米国経営大学院にて教鞭を取ってきた。企業経営を事業経営と組織経営の2つの領域から成長に導くという組織経営論の提唱者。研究成果や理論を実践に移す専門機関としてGray Institute of Managementを設立。多くの大企業の経営会議顧問として経営の指導にあたっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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壱萬参仟縁

2
「人間は、もっともおごった生き方をする動物である」(29ページ)。でなければ、原発信仰やら原子力神話、原子力村のマネーに群がらなかったので。「人間は、自分で制御できないものをつくり出してはならない」(30ページ)。既存はどうすりゃいいか。「人類は『困窮』に向かってひた走る」(110ページ)。評者は北極の氷が南極よりも先に融けると、遠心力はどうなり、公転はどうなるか。自転が狂って公転に影響するかな? 惑星でも衝突しない限り。地球上の人類が自業自得か。「若者たちの未来は、大人たちの手にある」(228ページ)。2013/01/31

0
日本が好きだからこそ今の日本に心が痛むと著者は語っている。人間は自分で制御できないものを作り出してはならないことや課題としてつくり保つこと、技術は進歩しても人間は進化していないこと、インターネットは人間の未熟さという負の側面を露わにしたこと、アホな言動はコストであり、家庭も学校もコストを社会に押し付けているとのこと。コトに意味を見いだし、人生を重ねるのが日本人らしい。効率万能主義は文化も生活も破壊するとのこと。いい先輩はいい社会を作るとのこと。2016/06/28

じゅんじゅん

0
外資系コンサルの社長の格言集のような本。日本社会の変なところに提言していくものですが、なかなか本質を捉えた文章が多いと思う。こんな社長のもとで、働いてみたいと思う。2011/12/25

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