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ピュアフル文庫
ピュアフル・アンソロジー 初恋。

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  • サイズ 文庫判/ページ数 252p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784861766039
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

内容説明

初恋なんて言葉、聞きたくないんだよ(「アンビシャス少年」)/20歳の夏、優太の恋は急展開(「プラネタリウムの駝鳥」)/彼女の“真剣”なまなざしが、すきだ(「アヴェマリア」)/マジシャンが仕掛けたおとし穴(「マイ・デイ」)/名探偵はあしながおじさん(「冬の日のツルゲーネフ」)/首のあたりから聞こえる音(「ジジジジ」)さまざまな“初恋”のかたちを描いた書き下ろし短編6本に、早川司寿乃によるイラスト&ショートストーリーを特別収録したオリジナル・アンソロジー。

著者等紹介

安藤由希[アンドウユキ]
1969年東京都生まれ。秋田県で育つ。日本大学文理学部卒業。99年「世界のはじまるところ」で第2回中部電力児童文学賞を、2003年「キス」で第6回ちゅうでん児童文学賞(選考委員:今江祥智、長田弘、河合隼雄)大賞を受賞

大崎梢[オオサキコズエ]
東京都生まれ。2006年『配達あかずきん 成風堂書店事件メモ』でデビュー。以降、「成風堂書店事件メモ」シリーズとして、『晩夏に捧ぐ』『サイン会はいかが?』(以上東京創元社)を立て続けに刊行し、書店を舞台にした優しいミステリーで多くの支持を集める

香坂直[コウサカナオ]
1964年岡山県生まれ。大阪教育大学(肢体不自由児教育教員養成課程)卒業。第45回講談社児童文学新人賞佳作に入賞した『走れ、セナ!』(講談社)で、2005年にデビュー。06年、同作品で第16回椋鳩十児童文学賞を受賞。07年『トモ、ぼくは元気です』(講談社)で、第36回児童文芸新人賞を受賞。京都市在住

永井するみ[ナガイスルミ]
1961年東京都生まれ。東京芸術大学音楽学部中退、北海道大学農学部卒業。96年「隣人」で第18回小説推理新人賞、同年「枯れ蔵」で第1回新潮ミステリ倶楽部賞を受賞してデビュー

前川麻子[マエカワアサコ]
1967年東京都生まれ。舞台・映画女優を経て『鞄屋の娘』で、第6回小説新潮長篇新人賞を受賞し、作家デビュー

枡野浩一[マスノコウイチ]
1968年東京都生まれ。97年、短歌集『てのりくじら』(実業之日本社)でデビュー。短歌のみならず、小説、作詞、現代詩、脚本、批評、エッセイなど、幅広い分野で執筆活動を続けている。著書に、初の長編小説『ショートソング』(集英社文庫)、短歌入門書『一人で始める短歌入門』(ちくま文庫)、共著に『金紙&銀紙の 似ているだけじゃダメかしら?』(リトルモア)など多数

早川司寿乃[ハヤカワシズノ]
イラストレーター。梨木香歩著『西の魔女が死んだ』(新潮文庫)、大島真寿美著『ぼくらのバス』『ピュアフル・アンソロジー』シリーズ(ともにピュアフル文庫)、ゆのきようこ著『春の主役 桜』(理論社)などの書籍や、雑誌、CDジャケット、映画のポスターのイラストレーションを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yanae

66
初恋をテーマにしたアンソロジー。初めての作家さんも多数。大崎さんと枡野さん目当てで読みました。初恋がうまくいくとは限らない、ってことでどれもがうまくいくわけじゃないけど、読後感よく読み終えました。個人的には前川さんのプラネタリウムの駝鳥と大崎さんのツルゲーネフがよかった!枡野さん短歌はよいけどエロかったな(笑)各扉で「初恋と聞いて連想するものは」の答えも面白かった。答にキュンとしたり(笑)新しい作家さんとも出会えて楽しい一冊でした。2017/05/02

ぶんこ

27
大崎さんの作品が、「片思い」と同じ主人公でした。 学生らしくて、まさに初恋のお話。 家族の背景に切ない物語が多かったように思います。 そちらの切なさに、気持ちがとられてしまいました。 こういうのを読むと、自分の初恋を思い出します。 今だから、懐かしい。 若いっていいですね。2014/07/08

びすけっと

11
2009年1月刊。遠征先図書館出会い本。著者それぞれに「初恋からの連想」を尋ね、載せているこの本、編集さん、最高。安藤由希「アヴェ マリア」笑っちゃう名前だけれど、常に真剣な同級生に恋するタチバナくん、うん、きみは男子だ!馬のつくやつね。永井するみ「アンビシャス少年」出会ったような……以前読んだのかしら? 笑いを取ることがすべての少年、いるいる。ピュアフルアンソロジーシリーズ、他にもあるのですが、う~む、やはり「片思い」がいい感じ。片思いの悶々した気持ち、そちらがより恋が濃い気がします。どうでしょう?2014/08/25

はるき

8
テーマは「初恋」実っても実らなくても、忘れられないのが初恋・・・・。可愛らしいのからちょっと苦いのまで、色んな思いが詰まった充実した内容だった。今まではあまり読まないできたけど、作家の個性がにじみ出るアンソロジーは結構お得かも。大崎梢の作品が可愛くて好き。2014/04/28

みぃすけ

5
初恋にまつわるアンソロジーで、とても読みやすくてあっという間に読めました。どちらかという甘いお話よりほろ苦い初恋のが多かったかな。2015/07/30

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