感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ビッチュウ
2
非常に面白かった。 ヘルボーイが民話的怪異と出会う短編集。ミニョーラ以外のアーティストが作画を手掛けているものもあるが、自分は問題なく楽しめた。とにかく各話の雰囲気が最高で「ヒュドラとライオン」「マコマ」の2編がお気に入り。民話的な語り口とぶっきらぼうに向き合うヘルボーイ、地域性を感じさせる多彩さ、全体的に素敵な短編集でした。2020/10/04
flatscan
1
短編集。「プラハの吸血鬼」と「マコマ」の2作はミニョーラ以外の作家が作画。「プラハ~」吸血鬼とのポーカー勝負っぽい演出が全て。「マコマ」アフリカの創世を追体験?する話。これ、最終章「~イン・ヘル」のラストと無関係とは言えないのでは。「ペナンガラン」朝の光最強説。「ヒュドラとライオン」ヒュドラをかじるライオン(雌)可愛い。”アラスカにライオン”というビジュアル的なインパクトも。「醜女の魔女」姉妹愛。トロルを倒す方法も魔術的で利いてる。好き。「カープ博士の実験」タイムトリップ物。「食屍鬼」文系の博識なグール。2020/07/30
fap
1
途中で絵柄が変わるが気にしない。 世界には多くの不思議があるというが主人公が出会った怪奇はそれに匹敵するだろう。 民話の追体験、みたいな感じ。 「こっちはフルハウスだ!」 2019/09/22
杉浦印字
1
静かな語り口で描かれる、奇妙で幻想的な物語。8割方ミニョーラのアート目当てだったけど、ヘルボーイはそればかりではないなと反省。2008/08/03