内容説明
「うちな、ちょっと瀬田くんに相談したいことあって。あのな、恋についてなんやけど―。」メグにそんなことを言われて、歩はドキドキ。ついに、歩の恋路に進展があるのか!?さらにロミジュリメンバーがまたまた集結して大騒ぎ…。歩と貴史の、ちょっと切なくてかなり笑える青春ストーリー、待望の第4弾。
著者等紹介
あさのあつこ[アサノアツコ]
1954年岡山県に生まれる。青山学院大学卒。日本児童文学者協会会員。「季節風」同人。『バッテリー』(教育画劇)で野間児童文芸賞、『バッテリー2』で日本児童文学者協会賞受賞
鈴木びんこ[スズキビンコ]
埼玉県に生まれる。日本児童出版美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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マッピー
18
メグの父と秋本の母が結婚したら、メグの恋はどうなる?っていう第三巻の話は全く進展せず、今度は高原と森口の話。森口がスーパーで高原の母親から何やら文句を言われているところを、ついその場に居合わせたメグが余計な口出しをしたせいで、気まずい雰囲気に。そして次の日、高原も森口も学校を休んだ…。というのが今回のメインのエピソードのはずなんだけど、とにかくそこにたどりつくまでが長い。ずっと秋本と歩のボケと突っ込みという態のいちゃいちゃ。一章から三章までがずっとそれ。うんざり。この作者とは合わないのかもしれないなあ。2024/12/07
エミ
9
相変わらず読みやすかったです。歩くんの心情描写があまり話全体を軽くし過ぎないようにしているというか…。とにかく私が言えたことではないのですが、中学生って外面も内面も大きく変化するものなんですね〜。告白は何とも悲しい結果でしたが、潔くて良かった!2013/12/21
mizuki
1
うちの近くの図書室に4巻までしかなかった~。これから図書館放浪の旅に出てくる。2014/02/11
槇原圭介
1
一巻と比べて、歩くんのまとまっていない、ぐっちゃぐちゃした心うちが多く描かれるようになったな。言うなれば、テンポが変わって遅くなり、紆余曲折を経ている感じ。2013/04/26
道錬
0
気持ちを軽くすることに慣れてきたことを文章に表した一冊だった。心もちが変われば、相手に対する見方も変わってくるのだと感じた。2015/09/27