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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジロリン
13
年代&出身地が近いこともあり、「僕の音盤青春記」は「あるある」「こうだったよね~」と、とても楽しく読んだ。本書は牧野さんの音楽遍歴の中で大きな割合を占める、ビートルズ(と、メンバーのソロ)について語るエッセイ。なんと言ってもビートルズと「出会う」前の幼稚園時代から始まるところがケッサク。ビートルズと絡めた「自分史」ですね。牧野さんほど音楽にのめり込んでなかった私は、LPの「ライブ・アット・ハリウッドボウル」(今やCD化されない珍品らしいが)、CDの「赤盤」しか持ってません。あとはレンタルしてItuneに…2015/06/23
aloha0307
8
あ~楽しい読書だった。通勤読書時間が一転至福の時に..ビートルズを聴き始めた頃へ気持ちは翔んでいく。当時レコード屋はどこの街にも。ステレオはコンポが普及。but LPは、高過ぎてすぐには買えない。代替策:FMでエアチェック・・やっぱり作品ごとにじっくり聞きたい。はじまりは「LetItBe」。TwoOfUsの出だしの衝撃といったら..実際、この本に書かれている事ってうんうんそーだったといろいろ思い出させてもらいました。録音するLPの重要度によってカセットテープのグレードを変えたり(ああ懐かしい)... 2015/09/13
オールド・ボリシェビク
3
著者は1958年生まれというから全くの同世代。イラストエッセイを音楽雑誌などに掲載してきた。ビートルズのリアルタイムには間に合わなかったが、その衝撃を後からもろに受け、そのまま引きずって今に至るマニアの青春の記録である。まずはパート1として1975年まで。著者が高校生のときまでだな。ビートルズは解散し、それぞれが独自の道を歩んでいた。ソロを出していたが、高校生の身分ですべてを追っかけるわけにもいかず、そしていろいろな音楽を知り、ビートルズとばかり言ってはいられなかった。懐かしい。時代を共有できる一冊だ。2025/04/05
mawaji
3
自分の小中高時代と重ねあわせながら著者の前作「僕の音盤青春記」を面白く読んだのですが今回はそのビートルズ編。著者と遠く離れた秋田に住んでいたわたしがまるで同じ青春時代を共有できているように感じられるのは幼稚園児からお年寄りまで数少ないテレビ番組の同じ放送、同じ音楽を聴いていたからなのかもしれません。今回も私のことを書いているのかと思うくらいの既視感を覚えつつ読みました。名曲堂でLPを買ってビートルズの曲をアルファベット順にカセットテープに録音し大学生活を送っていた兄に郵送していた高校時代を思い出しました。2016/02/22
すうさん
2
楽しい本だった。イラストの中で、カタカナで書いてある歌詞を読むと知っている曲ならメロディーも流れてきます。(笑)でもビートルズは私もオンタイムで聴いてきたわけではないが、自分の体に染みついているのを実感した。それと田舎で音楽やオーディオを楽しんでいる姿が、自分と重なってとても好感がもてた。彼のイラストにも癒される。本書のパート2はもちろん、他の本も読みたい!と思わせる本。同時代の人や音楽好きの人、オーディオ好きな人には心くすぐられると思います。オタク系こだわり本ですね。2018/06/19
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