CDジャーナルムック
ダンス・ドラッグ・ロックンロール - 誰も知らなかった音楽史

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  • サイズ B6ナミ判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784861710940
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C9473

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

風眠

8
『ダンス・ドラッグ・ロックンロール』というタイトルどおりの、狂乱とクスリとロックの音楽史。ロックに詳しいお兄さんが、ぶっちゃけた音楽の話をしているような気安さが文章から伝わってきて、私はとても好きだ。クスリに関しては、この時代のバンドマンを語る上では欠かせない要素なんだな・・・と思いつつも、その生身な感じが、新しい音楽を生み出してきたのもまた事実なんだな、とか思ったり。久々にジーザス&メリー・チェイン、オアシス、ニルヴァーナを聴いてみようかな。2013/08/21

nizimasu

4
久保さんのイギリスの音楽シーンの体験史。そのシーンの中で飲みながら培ってきた人間関係とそのリアルな現場感が読んでいて痛快この上ない。やっぱりストーンローゼスはでてくるけど、スミスのイギリスでのいん鬱な評価とか、個人的には90年代のブレイクブーツやハウスのシーンの話はざっくりだけどロックの文脈で読むとまた面白い。それにやっぱりノーザンソウルのシーンの深遠さや、デビッドバーンのイギリスでの評価ぶりには我が意を得たりな感じで、やっぱり80年代から90年代のロックの喧噪もまたよしと実感したのでした2013/11/10

okbooks

2
クボケンから見たロック史。ジョイ・ディヴィジョンのマネージャーはDJ志望だったけど下手過ぎて誰からも相手にされなかったので、しょーがねーなーって作ったクラブがハシエンダとかw、小ネタ満載で楽しい。2012/11/09

梅田

1
UKのロックが好きな人なら読んで損はないと思う。やはり音楽は紀伝体で読むものだなあと思った。各章の末尾にあるディスク・ガイドの部分は、「こんなレコードがあったのか!」ではなく「このジャンルにこのレコードがつなかってくるのか!」という驚きかあつた。☆3.5。2014/09/20

ユーコ

1
時にぶっちゃけすぎるオープンで気のいい先輩と音楽話してるみたい。人に教えたくなる面白ネタ満載。いちばん素晴らしいのは、ただデータや逸話を並べた音楽史じゃなくて、クボケンさんの体験を通して語ってる、つまり生身の感覚があるところ。自分の記憶も呼び覚まされたり、久々に古いアルバムを引っ張り出して聴きたくなったり、そのことを誰かと話し合いたくなったりする。2013/07/30

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