内容説明
磯の生態系を激変させる磯焼けと気候変動。その影響と仕組をひも解く最新の科学。
目次
第1章 海中林が生態系を支える
第2章 アリューシャン列島―クジラ・シャチ・ラッコ・ウニ・コンブの繋がり
第3章 アメリカ大西洋メーン湾―タラとウニの乱獲が生態系に与えた影響
第4章 カナダ大西洋ノヴァスコシア沿岸―ウニの破壊的な摂食と疾病、そして、外来種の侵入が生態系に与えた影響
第5章 アメリカ太平洋南カルフォルニア沿岸―ジャイアントケルプ海中林が支える生態系
第6章 日本沿岸―海中林の形成に及ぼす海況とウニの摂食
第7章 気候変動に伴う沿岸岩礁生態系の変化
第8章 気候変動への対応策
著者等紹介
吾妻行雄[アガツマユキオ]
東北大学名誉教授。1954年福岡県生まれ。東北大学農学部卒、農学博士、北海道立水産試験場、北海道原子力環境センター、東北大学大学院農学研究科准教授、教授を経て現職。専門:水圏植物生態学、ウニ類の生物学、生態学、水産科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。