出版社内容情報
『弓と禅』の著者オイゲン・ヘリゲルは哲学者として日本人に何を伝え、弓道を通して日本から何を学んだか。『弓と禅』の著者オイゲン・ヘリゲルは哲学者として日本人に何を伝え、弓道を通して日本から何を学んだか。ヘリゲルの1920年代の日本の哲学界との交流やハイデルベルク大学での日本人留学生との関係および禅仏教との出合いの経緯、さらに東北大学での活動や、弓の修行をした時代の弓道界の背景などを綴る。
序
第一篇 ヘリゲルと日本の人々?『弓と禅』の背景
第一章 ドイツでのヘリゲル
1 ハイデルベルク大学
2 日本の禅との出合い
第二章 日本でのヘリゲル
1 哲学者としての活動
2 東北大学での活動
3 ヘリゲルの弓の修行
第三章 帰国後のヘリゲル
激動の祖国
『弓と禅』の出版
後記
池沢 幹彦[イケザワ ミキヒコ]
著・文・その他
内容説明
『弓と禅』の著者オイゲン・ヘリゲルは哲学者として日本人に何を伝え、弓道を通して日本から何を学んだか。
目次
第1篇 ヘリゲルと日本の人々―『弓と禅』の背景(ドイツでのヘリゲル;日本でのヘリゲル;帰国後のヘリゲル)
第2篇 ヘリゲルの弓の帰還―『弓と禅』の反響(『弓と禅』の影響;ヘリゲルの弓)
付録 「弓の分」による弓力の表示
著者等紹介
池沢幹彦[イケザワミキヒコ]
昭和11年7月栃木県生まれ。昭和40年3月東北大学理学研究科卒業(理学博士)。職歴:昭和40年4月東北大学理学部物理学科助手、助教授を経て昭和63年11月東北大学科学計測研究所教授。平成12年3月定年退職(東北大学名誉教授)。弓道履歴:昭和37年4月上田正康範士の指導で弓道を始める。昭和56年6月東北大学学友会弓道部副部長、部長(平成7年迄)。平成22年4月~28年3月宮城県弓道連盟副会長(弓道教士六段)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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