内容説明
現在の北京と直接に連続する、元朝の国都・大都。世祖クビライが建設したこの都城の形成史を動態的に検証し、その実像に迫る。
目次
序章 大都研究の現状と課題
第1章 大都南城について
第2章 大都における宮殿の建設
第3章 大都における中央官庁の建設
第4章 大都形成過程における至元二十年九月令の意義
第5章 大都留守段貞の活動
第6章 大都留守司について
第7章 大都における宗教施設の建設
第8章 科挙からみた大都
終章
著者等紹介
渡辺健哉[ワタナベケンヤ]
1973年宮城県生まれ。2005年、東北大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。専門は東洋史(主に元代史)。東北大学大学院文学研究科助教を経て、東北大学大学院文学研究科専門研究員、東北学院大学非常勤講師、東北福祉大学兼任講師、福島大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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