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内容説明
なぜ世界遺産は重要なのか?~わが町、日本の史跡から世界へ~登録への道のり、歴史の奥深さ、文化を守る意義。
目次
1 平泉の世界文化遺産の価値づけをめぐって(世界遺産委員会によって採択された評価基準;それまでの経過を振り返って;世界遺産委員会における審議の流れについて;富士山と鎌倉の世界遺産登録の可否をめぐって;仏国土(浄土)の広がりを考える)
2 石見銀山遺跡とその文化的景観―普遍と固有の二つの価値から(「石見銀山遺跡とその文化的景観」の概要;石見銀山の開発と歴史的意義;伝統的な銀生産の原風景;地域遺産としての石見銀山遺跡)
3 地域史研究からみた世界遺産(世界遺産を「知る」;江戸時代の旅人がみた「世界遺産」;世界遺産の観光客―栃木県日光市の場合;日光山の歴史;地域のために、学問のために;おわりに)
著者等紹介
入間田宣夫[イルマダノブオ]
1942年宮城県生まれ。1968年東北大学大学院文学研究科国史学専攻博士課程中退。東北大学文学部助手、山形大学教養部講師、東北大学教養部教授、東北大学東北アジア研究センター教授などを歴任。2005年東北大学を定年退職。その後も東北芸術工科大学教授、同大学院長などを経て、一関市立博物館館長、東北大学名誉教授。日本中世史、東北地方の地域史・文化財保存について研究
仲野義文[ナカノヨシフミ]
1965年広島県生まれ。別府大学文学部卒業後、石見銀山資料館学芸員などを経て、石見銀山資料館館長。銀山やたたら製鉄史、石見地域を中心とする中国地方・島根県の地域史について研究
荒武賢一朗[アラタケケンイチロウ]
1972年京都府生まれ。関西大学大学院文学研究科博士後期課程修了。大阪市史料調査会調査員、日本学術振興会特別研究員、関西大学助教などを経て、東北大学東北アジア研究センター准教授。日本近世史、経済史について研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。