内容説明
旧植民地において、日本語で書かれた作品たち。それらの詳細な読みをとおして、日本文学の「外枠」を問う。同質性と異質性がつくりだす、「日本語イデオロギー」の分析。
目次
第1部 「日本語文学」として(「日本語文学」とは何か;日本語の越境と変容;日本語の占有とその壁;「日本語人」の群像;表現の接点)
第2部 「台湾文学」として(戦前―重層化する力学;戦中―拡大する周縁;戦後―消え去る中心;現代1―よみがえる日本文化;現代2―語り継がれる「日本精神」)
著者等紹介
李郁〓[リイクケイ]
1970年台湾生まれ。1994年来日。2000年広島大学大学院教育学研究科博士課程後期修了。立命館大学、九州大学を経て、2010年東北大学高等教育開発推進センターに着任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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