内容説明
長期大型計画を実行するための、物心両面のノウハウとは?H‐1、H‐2ロケットのプロジェクトに参画した研究者による、宇宙技術開発の困難さ、成功と失敗、教訓、そして素晴らしさ。
目次
第1章 ロケットのターボポンプとは
第2章 ロケットポンプの研究をはじめた頃
第3章 わが国初のポンプ式エンジンの開発
第4章 高圧ポンプの先行研究
第5章 LE‐7液体酸素ターボポンプの開発
第6章 旋回キャビテーションの研究
第7章 NASAとの関係
第8章 二人の外国人研究者との出会い
第9章 大学に移って
著者等紹介
上條謙二郎[カミジョウケンジロウ]
1940年長野県松川町に生まれる。1969年東京工業大学大学院博士課程修了、工学博士。航空宇宙技術研究所研究員。1983年東京大学工学部非常勤講師(2010年まで)。1993年航空宇宙技術研究所角田宇宙推進技術研究センター・ロケット推進研究部長。1996年東北大学教授・流体科学研究所。東京工業大学工学部非常勤講師(2004年まで)。2000年宇宙開発事業団招聘開発部員(2007年まで)。2004年定年により東北大学を退官。東北大学名誉教授。紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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