「平成大合併」の財政学

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  • サイズ A5判/ページ数 190p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784861620201
  • NDC分類 318.12
  • Cコード C3033

内容説明

多くの市町村を合併に駆り立てた財政のメカニズムとは?地方交付税(制度)が果たした役割を中心に地方財政の観点から「平成大合併」を検証する。自治体にとって合併は望ましい選択肢だったのか。

目次

1 メカニズム編(「平成大合併」から学ぶべきこと―求められる「地方の意向」の反映;地方交付税削減下の「平成大合併」;合併特例債は「疑似餌」;「交付税措置」の虚実―合併算定替を中心として)
2 ケーススタディー編(合併特例債に踊った篠山市;人口規模の大きな新市・さぬき市;市町村合併が進まない北海道;政令市の「指定の弾力化」と合併促進―熊本市の挑戦と挫折)

著者等紹介

町田俊彦[マチダトシヒコ]
1944年東京都生まれ。1970年東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。専修大学経済学部教授。専攻は財政学、地方財政論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

バーニング

1
財政学的な観点から見た論文とケースを扱った論文がともに4本ずつ入っていて、理論→事例という繋がりが見えて読みやすい一冊だった。それぞれの論文がコンパクトにおさまっていて、骨太とという感じはしないものの、平成の大合併と地方財政の関係性をざっくりと概観することはできる。2011/12/02

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