内容説明
日本の近代登山史に名を刻む武田久吉も注目していた丹沢・大山の山岳宗教の歴史と遺物…宗教思想史研究者が各地に潜む原資料を渉猟し読みとき、中世の時代に遡り山伏の足跡と村里の関わりを再現!
目次
第1章 山岳修行の始まりと修行者の痕跡
第2章 丹沢・大山の地名と山伏
第3章 相模の国峰
第4章 山岳信仰と文化の伝播
第5章 大山不動と染屋太郎伝承
第6章 日向薬師の縁起と行基伝承
第7章 中世の山伏と山の寺
第8章 江戸時代の丹沢の縦走記録
第9章 丹沢山麓を訪れた山伏の記録
第10章 神仏分離と『新編相模国風土記稿』
著者等紹介
城川隆生[キガワタカオ]
1958年(昭和33年)生まれ。神奈川県秦野市出身。もと神奈川県立高校社会科教諭。現在、万象房代表(東京都町田市)、フィールドワークガイド、日本宗教思想史研究者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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