内容説明
初代宗瑞・二代氏綱・三代氏康・四代氏政・五代氏直、北條五代の治世を女性の視点から解き明かす。戦国大名の弱肉強食とは一線を画す縁組・平和外交の実態と悲劇。数少ない女性史料を求め全国を渉猟する著者渾身の「郷土史再発見!」
目次
序章 早雲庵宗瑞出自考と北條五代の縁組
第1章 初代宗瑞と二代氏綱による京都との縁組
第2章 二代氏綱の足利・吉良両高家と武蔵太田家との縁組
第3章 三代氏康の妻子と平和外交の悲劇
第4章 四代氏政・五代氏直の縁組と小田原落城物語
第5章 落城後の北條氏一族と北條氏直の墓
終章 足利学校の支援と北條五代の人となり
著者等紹介
石井啓文[イシイヒロフミ]
1940年、小田原市に生まれる。1959年、神奈川県立小田原城東高等学校卒業、日本国有鉄道に奉職。1964年、東海道新幹線モデル線管理区に於て、新幹線開業に携わる。1986年、国鉄民営化後もJR東海(株)で、一貫して新幹線車両の検修部門に従事、1991年勇退。弘済整備株式会社に奉職。2005年退職。1996年、小田原市の生涯学習「きらめき☆小田原塾」市民教授制度の発足と共に参加、「小田原の郷土史再発見」をテーマに活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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