内容説明
神田お玉が池の佐七は、人形とよばれるほどの男ぶり。度胸がよくて、男まえがよくて、捕物にかけちゃ三国一。恋女房のお粂、子分の辰、豆六とともに、奇怪な事件を解決していく。飛鳥山の花見の席で中間が殺され、血の染みついた獄衣が残された。お粂の父に関係があるらしいのだが…。表題作含む十篇を収録。
著者等紹介
横溝正史[ヨコミゾセイシ]
明治35‐昭和56年(1902‐1981年)。神戸生まれ。昭和元年、博文館に入社。「新青年」「探偵小説」の編集長を歴任。7年、作家として独立し、『鬼火』『蔵の中』などを発表。戦時中は捕物帳を中心に作品を執筆。その中でも『人形佐七捕物帳』は、『半七捕物帳』(岡本綺堂著)、『銭形平次捕物控』(野村胡堂著)とならぶ“三大獲物帳”として、現在も評価が高い。戦後は『本陣殺人事件』『八つ墓村』『犬神家の一族』等、探偵金田一耕助が活躍する本格推理小説を次々と発表。40年代には作品の漫画化・映画化にともない、“横溝正史ブーム”が到来した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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