嶋中文庫
アクロイド殺害事件

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  • サイズ 文庫判/ページ数 491p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784861563119
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

村の名士アクロイド氏が殺され、一通の手紙が消えた。その手紙は、平穏な村で密かに進行する邪悪なたくらみを彼に告発しようとするものだった。迷宮入り必至の事件に、この地で引退生活を楽しむ名探偵ポワロが乗りだす。類のないアイデアが読者をあざむく、女王クリスティーの代表作。同時収録「うぐいす荘事件」。

著者等紹介

クリスティー,アガサ[クリスティー,アガサ][Christie,Agatha]
1890‐1976年。イギリス・デヴォン州トーキー生まれ。母親にすすめられ幼いときから詩や物語を書きはじめる。16歳のころ、パリに留学して声楽を習うが、才能に限界を感じて帰国。1916年、病院で看護婦として働いていたときに、名探偵エルキュール・ポワロが登場するミステリーの処女長篇『スタイルズ荘の怪事件』を書きあげる。以後、つぎつぎと作品を発表するが、その創作手法は、殺人方法や不可解な謎で読者を驚かせるよりも、人間関係の緻密な描写やプロット構成の妙に重きを置いた。ポワロのほか、ミス・マープルなど魅力的な探偵を起用、長短篇あわせて85冊のミステリー作品をのこした
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

空猫

41
隠居生活を楽しむためにやって来た村で、殺人事件に巻き込まれてしまう名探偵ポワロ。登場する人物が少しずつ嘘をつき、隠し事をしているという。じわじわと描写される人たちにまんまと騙される、「お見事」としか言い様のない、叙述トリック。古臭さは勿論あるけど、さすがだったよ。供載の短編『うぐいす荘事件』はホラーっぽくてまた違う味わいだった。2023/06/10

TOMIKA306

11
お見事。およそ100年程前に書かれた小説。ポアロの灰色の脳細胞もすごいけど、アガサ・クリスティーはもっとすごい。編上靴のところの理屈がよく分からなかった。当時の録音機ってどんな物なのかな。楽しめました。2024/09/23

三丁目の書生

0
 活字が大き目で読みやすかった。  表紙は和田誠さん。このシリーズは著者の肖像画で統一しているようです。それは面白い趣向ですが、探偵で統一するという方法もあった。或いは、著者&探偵の2ショットカットというのも面白いのでは?……と、私が今頃企画を提案しても意味ないのですが。 (以下、ネタバレ感想書きました。) 少年少女・ネタバレ談話室(ネタばらし注意!)  『アクロイド殺害事件』ネタバレ感想    http://sfclub.sblo.jp/article/180108622.html2017/06/21

kogi

0
ものすごいトリック。有名すぎて犯人を知っていたのですが、それでも面白かった。知らないで読めばもっとおもしろかっただろうな…。最初の1ページ目で比較して、ハヤカワ文庫のものより訳がよかったのでこちらを読みました。2015/06/15

絵具巻

0
文京区立真砂図書館で借りました。2013/07/28

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