内容説明
米ベンチャー経営者は企業形態が明確になってきた頃に、マイビジョンを創る。そのプロセスに二〇〇万円という、決して安くない金額をつぎ込む。筆者もそれを経験した。その三点セット「ビジョン」「ミッション」「バリュー」を創ることで、生きていく方向性や指針が見つかった。九〇歳までアクティブに生きていけそうだ。本書にはそのビジョニングのノウハウを盛り込んだ。読者の皆さんも、自分自身でマイビジョンを創ることをお勧めしたい。
目次
第1章 今、なぜビジョニングが必要か「時代の変化」(モノづくりでは、もう中国に勝てない;人材の選別が始まった ほか)
第2章 ビジョニングが自己改革をもたらす(困った上司NO.1は、ビジョンなき上司;カルロス・ゴーン氏は明確なビジョンを打ち出した ほか)
第3章 組織ビジョンとの相乗効果が企業を活性化する(企業の寿命は短命化している;目先の利益優先が寿命を縮める元凶 ほか)
第4章 マイビジョンと組織ビジョンのより良い実現に向けて(バーチャルCEOとの出会い;忌憚のない議論が大切 ほか)
著者等紹介
塚田修[ツカダオサム]
1946年生まれ。早稲田大学理工学部大学院修了後、国費給付留学生として独シュトットガルト工科大学に2年滞在。スイス多国籍製薬メーカーに就職。工場建設プロジェクト完了後、工場長、経営開発部担当取締役を歴任し、南米コロンビア現地法人社長として赴任。その後、チリ現地法人社長に転出し、企業合併業務終了後退社。アメリカ系ベンチャー企業のCOOで活動後退職、2001年、グローバルディグニティ社設立、大手企業のコンサルティングと企業研修を通し、「自立個人、自立組織」の実現に向けた啓蒙と普及を情熱を持って推進中。INSEAD(欧州経営大学院)AMP修了、中小企業診断士、PMP取得
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