内容説明
料理家の野村友里と花屋の壱岐ゆかりが隣り合わせで店を構え、東京の“顔”として愛されてきたrestaurant eatripとThe Little Shop of Flowers。2023年末の移転を機に、神宮前(=原宿)という都会のど真ん中にありながら豊かな緑に包まれた特別な場所での11年を、それぞれのA to Zで紐解いた2つの物語。
目次
The Little Shop of Flowers A to Z(A…Anniversary―死だって、記念日;B…Bouquet―翻訳する花束;C…Color&Light―色と光と模様替え;D…Delivery―リトル宅急便;E…Everyday―朝焼けがご褒美 ほか)
restaurant eatrip A to Z(A…Ai―すべては愛だと思う;B…Bread―パンが助けてくれる;C…Citron―農家さんからの季節のお便り;D…Dyed―布ナプキンって、素敵じゃない?;E…Eatrip―私はまだ、eatripの途上にいる ほか)
著者等紹介
壱岐ゆかり[イキユカリ]
“The Little Shop of Flowers”主宰/花屋。インテリア業、PR業を経て、花の持つ色の豊かさに魅せられ、2010年、東京・代々木上原にて週末限定の花屋“The Little Shop of Flowers”を立ち上げる。2012年に神宮前へ移転、“restaurant eatrip”とともに営業をスタート。2019年には、“渋谷PARCO”1階に“The Little Bar of Flowers”をオープン。花を贈る人の気持ちを“翻訳”するブーケづくりを大切に、店頭での販売のほか、装花、ワークショップ、スタイリングまで幅広く活動。近年では、廃棄花を染料にし、暮らしにまつわるアイテムを染色するギフトシリーズを制作するなど、植物や花の力を信じ、人生のさまざまな場面に寄り添える花屋になれたらと、日々奮闘中
野村友里[ノムラユリ]
“eatrip”主宰/料理人。長年おもてなし教室を開いていた母の影響で料理の道へ。ケータリングフードの演出や料理教室、雑誌での連載やラジオ出演などに留まらず、レシピ開発、イベント企画、映画やテレビ番組の料理監修など、多岐に渡って食の可能性を表現している。2011年に“restaurant eatrip”を、2019年に“eatrip soil”をそれぞれオープン。生産者、野生、旬を尊重し、料理を通じて食の持つ力、豊かさ、美味しさを伝えるべく活動を続ける。また、2021年より全国の日本食を巡る旅アニメーション『TOFUKOZ0豆腐小僧』を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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