出西窯と民藝の師たち―民藝を志す共同体として

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出西窯と民藝の師たち―民藝を志す共同体として

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861529351
  • NDC分類 751.1
  • Cコード C0072

内容説明

島根県出雲市。終戦直後のこの地で、素人の青年たちが陶器づくりを始める。戦後の大きな価値転換を経て目指したのは、誰かが誰かを搾取することのない、理想の工芸共同体だった。柳宗悦、河井寛次郎、濱田庄司、バーナード・リーチ…民藝の師父たちに導かれ、いまや島根を代表する窯元となった出西窯。生涯の生きがいとは何か。仕事の喜びとは何か。創業者のひとりが語る、世代を超えた、共同体としての軌跡。

目次

1章 工芸の共同体を目指す―河井寛次郎と仕事の喜び
2章 ただ無名の職人として―柳宗悦と山本空外
3章 古作に学ぶ新作づくり―吉田璋也と濱田庄司
4章 共同体を支えた信仰心―バーナード・リーチと無自性
5章 百年デザインを目指して―外村吉之介と鈴木繁男
補筆 その後の出西窯(多々納真)

著者等紹介

多々納弘光[タタノヒロミツ]
1927~2017年。民藝の教えに共感して用の美としての陶器をつくり続け、名声とは無縁に生きた陶工。農家の三男で陶芸の素地はなかったが、同郷の友人たちと農村工業の共同体構想を抱き、二十歳で陶芸工房の建設に着手。1950年に河井寛次郎の来訪を契機に美術陶芸から実用の器づくりに方向転換し、工房は出西窯と名乗るように。日本民藝協会にも加わり、民藝の普及に尽力。後年には協会の要職も務めた。1991年、山陰中央新報地域開発賞文化賞を受賞。七十五歳で出西窯の一線から退き、自宅で自由な作陶を楽しみながら、求められれば後進の指導、講演を行なった民藝にとどまらない深く広い教養と温かい人柄で、多くの人から慕われた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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